2023/03/28
時評編にも書きましたが、一昨日、若いころに読んだ岩波新書の「実存主義」を読みました。今から50年以上前に読んだ本です。そこに赤い線がたくさん引いてありました。そこの部分を読んでいると、なにか50年前の...
■若いころ読んだ岩波新書の「実存主義」も一部を読みました
先週読んだ本の紹介ばかりしていますが、最後にこんな本も手に取ったという話です。
岩波新書の「実存主義」(松浪信三郎著)です。出版されたのは1962年、私が大学生の頃です。ただ私が読んだのは、会社に入っ...
■節子への挽歌5557:お金は本当に人を試してくる
節子
先月、湯島のサロンの参加者を対象にしたメーリングリストに、湯島を維持するための経済的な支援の呼びかけをしました。その報告も一切していないのですが、呼びかけた翌月、つまり今月初めにCWSコモンズ村...
■読書の3冊目は「マルクス」
先週読んだ本のなかには経済の本もあります。
白井聡さんの「マルクス」(講談社の現代新書100)です。このシリーズは、100頁強で、字も大きいので、ちょっとした合間に気楽に読めます。しかもそれぞれにメッ...
2023/03/27
■節子への挽歌5556:死刑制度を考えるサロンでのこと
節子
昨日は「死刑制度」をテーマにしたサロンの2回目でした。北原千香子さんが、死刑制度賛成の立場から問題提起してくれました。
北原さんと最初に出会ったのは、たぶん、青山学院大学で自殺をテーマにした公開...
■第3回リンカーンクラブ例会サロンのお誘い
リンカーンクラブの定例サロンの3回目のご案内です。
今回は、リンカーンクラブが目指す課題の話し合いとその実現のための組織化の話が中心になる予定です。もちろんそれに前後して、現在の日本の政治状況に関する...
■佐藤章さんの「職業政治家 小沢一郎」をみんなに読んでほしいです
雨が続いたこともあって、先週は数冊の本を読みました。
その1冊は、2年半前に出版された佐藤章さんの「職業政治家 小沢一郎」(朝日新聞出版)です。湯島のサロンによく参加してくれる鷹取功さんが貸してくれた...
2023/03/26
■節子への挽歌5555:今日はまたいやに寒いです
節子
また寒い雨の日になってしまいました。せっかく昨日、元気に向かいだしたのに、また落ちそうです。
今朝、メールを開いたら、また長いメールが届いていました。とても長くて読む気にはなれませんが、読むこと...
2023/03/25
■節子への挽歌5554:もしかしたら明恵上人は私のなかにも生きていますね
節子
今日はにこのチアダンス発表会にはいかず、自宅で本を読んでいました。梓澤要さんの小説「あかあかや明恵」です。
明恵上人といえば、松の木の上での座禅姿を描いた絵と自らで自らの耳を切り落とした耳切り事...
■節子への挽歌5553:素直に自然に反応する気持ちは大切にしたい
節子
昨日はいろいろあって疲れてしまいました。大好物のアサリとタケノコをユカが夕食に料理してくれましたが、元気回復にまで行きませんでした。もちろんとてもおいしかったのですが。
その上、今日は寒い雨の日...
2023/03/24
■節子への挽歌5552:私に早く死ねというのか?
節子
昨日は久しぶりにオープンサロンでした。珍しい人もやってきたのですが、それはともかく、節子もよく知っている渕野さんがすこし遅れてやってきました。いつものように、途中でそれぞれから簡単な自己紹介をし...
■節子への挽歌5551:人生はやはり順調すぎないほうが豊かになる
節子
今日は久しぶりに風早さんと会食しました。風早さんは、節子の闘病中にもいろいろと心配してくださった方です。ご自分のまわりにもいろいろと大変な人がいたにもかかわらず、お会いするといつも節子のことを気...
■節子への挽歌5550:今年は椎田のアサリが届きました
節子
昨日、福岡の藏田さんから、椎田のアサリと合馬と筍とみやこ町の花ワサビが届きました。早速にお電話しましたが、昨日も今日も留守のようです。
椎田のアサリは、コロナ流行のため昨年は潮干狩り禁止で、蔵...
■第2回リンカーンクラブ例会サロン報告
リンカーンクラブの第2回定例サロンは、新たな参加者も含めて、7人が集まりました。全員、武田さんの新著「日本政治の解体新書」を読んでいますが、必ずしも全面的に賛成ではなく、むしろ異論を持っている人も少な...
2023/03/23
■節子への挽歌5549:気の持ちようで世界は明るくも暗くもなる
節子
昨夜、とてもいいことがありました。それで元気が回復しました。元気を損なう原因も他者であれば、元気をもらえるのも他者からです。
時評編に書いたのですが、このブログに沖縄の人がコメントをくださいまし...
■沖縄ではもう戦争の姿が見えてきている
最近、投稿も少なくなっているせいもあって、このブログへのアクセス数は少ないうえに、滅多にコメントもないのですが、昨日はとてもうれしいコメントが届きました。
投稿者の了解を得て、改めて紹介させてもらいま...
2023/03/22
■節子への挽歌5548:人はみんな「わがまま」「身勝手」過ぎる
節子
人と付き合うのはまことにもってわずらわしい。まあいろいろとあります。時にめげてしまいそうになる。
以前はそういう時は、いつも節子が元気づけてくれたものです。いまはただただめげるのをこらえて過ごす...
■節子への挽歌5547:久しぶりに洪水の夢を見ました
節子
また最近、気になる夢が多くなりました。先週は久しぶりに洪水の夢を見ました。
3.11の前によく見た夢とは違い、あまり恐怖感のない洪水風景でしたが、3.11以後は洪水の夢はまったく見なくなったので...
2023/03/21
■節子への挽歌5546:またお金が出てきました
節子
また当座の現金がなくなってしまいました。困ったものです。どこかから出てこないかと思って、思い出したのが楽天銀行です。以前、口座をつくったことを思い出したのです。
最近まったく使っていませんが、も...
■第3回「はじまり場サロン」報告
「はじまり場サロン」は、こんなことをしたいのだけれど一人ではどうやっていいかわからないとか、こんな活動をしているのだけれど仲間が集まらないとか、何かやりたいのだけれどそれが見えてこないなどなど、気楽に...
2023/03/20
■節子への挽歌5545:お彼岸の墓参り
節子
お彼岸なのでみんなでお墓参りです。1か月ほど行かなかったら、つくしんぼがお墓のまわりに出てきていました。今日はにこがお墓に水をかけてくれました。我が家の庭に咲いていた水仙も供えました。
にこも4...
■湯島サロン「ソーシャル・キャピタル」報告
「ソーシャル・キャピタル」をテーマにした今回のサロンは、2つの意味で「ソーシャル・キャピタルとは何だろうか」を考えるサロンでした。つまり「言葉の意味」とそれがいま「何を意味するか」という二重の問いかけ...
■節子への挽歌5544:アメリカのKSさんへ
今日の宛先は節子ではありません。アメリカにお住いのKSさんへのメッセージです。
アメリカで暮らしているKSさんが、時々、このブログを読んでくださっているようなので、目に留まることを期待して、ここでメッ...
■アメリカのKSさんへ(万葉集サロンのお知らせ)
アメリカで暮らしているKSさんが、時々、このブログを読んでくださっているようなので、目に留まることを期待して、ここでメッセージさせてもらいます。
KSさんは、メールはされていませんし、ネットもあまりお...
2023/03/19
■節子への挽歌5543:不忍池沿いの骨董市
節子
今日も湯島でしたが、上野駅からオフィスまで歩きました。今日は天気が良かったせいもあり、上野公園は人でごった返していました。基本は深呼吸歩きでオフィスまで遠回りしていくのですが、今日は不忍池沿いに...
2023/03/18
■節子への挽歌5542:ゆるやかな弱いつながり
節子
久しぶりに、というか数年ぶりに、湯島のサロンで私が話題提供させてもらいました。参加者は少なかったのですが、思ってもいなかったおふたりが参加してくれました。おふたりともお会いするのがおそらく3~4...
2023/03/17
■節子への挽歌5541:湯島に行くルートを変えました
節子
一時期、散歩を日課にしたこともありますが、やはり私には続きませんでした。せっかく深呼吸歩きを勧めてもらい、湯島でもサロンまでやっているのに肝心の私が散歩嫌いでは困ったものです。
そこで湯島のオフ...
2023/03/16
■節子への挽歌5540:にこの卒園式
節子
今日はにこの卒園式でした。4月からはいよいよ小学校に入学です。節子がいたら全く違った対応になるでしょうが、にこは卒園式からそのまま友だちの家に遊びに行ってしまいました。みんなでの会食はお預けです...
■湯島サロン「対価目的の仕事には価値がない?」報告
「働く」をテーマにしたサロンは、今回は「対価目的の仕事には価値がない?」というタイトルで、長年、収入目的の対価労働ではなく、周りに喜びを与える仕事を主軸に「働いてきた」竹形さんに問題提起していただきま...
■「花と機械とゲシタルト」が送られてきました
先日、FBに中国のSF小説「三体」を読んだことを書いたついでに、山田正紀さんの「神狩り」を読み直してみると書いたら、岡和田晃さんから「佐藤さんには別の本を読んでいただきたいと思いましたので、僭越ながら...
2023/03/15
■節子への挽歌5539:久しぶりの小学校時代のミニクラス会
節子
久しぶりに小学校時代のミニクラス会を湯島で行いました。以前は毎月やっていたこともあったのですが、最近はだんだん集まりが悪くなりました。
今日は男性2人、女性3人の5人でした。一人は途中まで出てき...
■節子への挽歌5538:戦争への反対活動
節子
時評編では報告を書きましたが、先日、「新しい戦前」をテーマにサロンを開きました。報告でも書きましたが、参加者が少なかったのでがっかりしました。もう日本はすでに実際に「戦前期」に入っているのかもし...
■湯島サロン「中国に存在する『日本人公墓』を知ってますか?」のご案内
今年から「中国の人たちのことをもっと知ろう」という趣旨のサロンを企画していきたいと思っています。
いま私たちはあまりに中国の人たちの生活や文化について知らなすぎるのではないか、マスコミで報道される中国...
2023/03/14
■ホジャの話を思い出します
袴田さんの再審決定の判決が出ました。無罪、つまり冤罪の可能性が大きくなりました。それにしてもなんでこんなに時間がかかるのか。当事者にとってはにやりきれないことでしょう。しかし、それは決して他人事ではあ...
■節子への挽歌5537:福井の水羊羹
節子先週、敦賀の節子の姉から水羊羹が送られてきました。毎年贈られてくるのですが、なぜか今年は2回も送られてきました。
福井では、冬に水羊羹を食べるのです。節子は好きだったのでしょうが、私にはいささか甘...
2023/03/13
■節子への挽歌5536:思ってもいなかったプレゼントとメッセージ
節子
まただいぶ挽歌が書けませんでした。実はいろんなことがあったこととそういう時には読書に逃げ込む傾向が最近出てきて、挽歌からも逃げていました。気にはなっていたのですが。
今日、アメリカのKSさんから...
■以前話題になったSF「三体」を読みました
今年は中国の人たちのことを知りたいと思い、湯島で現代中国に関するサロンを継続開催することにしました。それもあって、少しずつ中国に関する書籍も読もうと思い、まずは以前話題になったSF小説の『三体』を読み...
2023/03/12
■第2回「一緒に〈深呼吸歩き〉してみませんか?」報告
永田茂さんの〈深呼吸歩き〉の2回目は、上野公園から湯島の会場までを30分かけて各自歩いた後、話し合うというスタイルをとりました。桜の花には少し早かったですが、好天に恵まれ、10人を超す参加者がありまし...
■湯島サロン「ある氷河期世代の死生観」のご案内
知人のFBで、こんな書き込みを読みました。長いですが、みなさんにも読んでいただきたく、引用させてもらいます。
最近、死に対する考え方が変わりました。周りの人がどう思うかはわからないが、自分の人生を振...
2023/03/10
■第22回益田サロン「人間が行う三重の破壊から生物と環境を考える」のご案内
細菌学者の益田昭吾さんによるサロンは、20回目からまた出発点に戻って、基本的な問題を改めて考え直す内容になっていますが、今回はこれまでも盛んに話題になっていた「生物と環境」をテーマにさせてもらいます。...
2023/03/08
■湯島サロン「〈自分を生き、笑って旅立つ〉コミュニティホーム」のご案内
「生と死」をテーマにしたサロンを昨年から連続で開催していますが、今回は、長年、看護師の立場で健康、病気、介護、死に向き合ってきている冨澤文絵さんに話題提供をお願いしました。
冨澤さんは、昨年12月には...
2023/03/07
■節子への挽歌5535:八千代新川千本桜まつりの桜
最近いろいろとあって、いささか沈んでいる私を元気づけるためかどうか、ユカが私を花見に誘ってくれました。近くの八千代市の新川沿いの河津桜です。2003年に市民たちが植えた桜の木が大きく花咲かせてきている...
■茶色の朝サロン「新しい戦前を感じますか」報告
久しぶりの茶色の朝サロン「新しい戦前を感じますか」には、あふれるほどの人が参加するだろうと思っていたのですが、その予想は見事にはずれてしまい、参加者は7人でした。日本はすでに「戦前」ではなく、すでに「...
■中国の現代小説を読んだことはありますか?
米中対立構造の中で、どうも最近の日中関係もいい方向には進んでいません。その上、私の誤解かもしれませんが、日本人はあまり中国が好きではないようです。しかし、韓国や北朝鮮もそうですが、中国は日本の隣国です...
2023/03/06
■湯島サロン「人生のたのしみは」報告
「善く生きる」サロンの、いわば番外編として開催した「人生の楽しみは」サロンは、参加者こそ少なかったのですが、とても楽しいサロンになりました。やはり正面からテーマに取り組むほうがいいのかもしれません。
...
2023/03/04
■湯島サロン「死刑制度はなぜ必要か」のご案内
昨年11月に死刑制度の是非をテーマにしたサロンを開きました。報告でも書かせてもらいましたが、問題の大きさから、1回のサロンで話し合えるようなテーマではありません。
そこで第2回目として、今度はむしろ「...
2023/03/03
■第21回益田サロン「ウイルスを改めてもう少し理解しよう」報告
細菌学者の益田昭吾さんの21回目のサロンは、「ウイルスを改めてもう少し理解しよう」をテーマにしてもらいました。益田さんは、ウイルスが生物か生物ではないのかという、参加者の問いに応じて、「生物とは何か」...
2023/03/02
■湯島サロン「看取られながら人生を終わりたくないですか」報告
「善く生きる」をテーマにしたサロンの3回目は、「看取られながら人生を終わりたくないですか」の呼びかけで、「孤独死」について話し合うことにしました。
話題提供してくださったのは、無縁化防止団体OMUSU...
2023/03/01
■「死者と生きる」にとても共感しました
昨年末からまた、湯島のサロンで「生と死」をテーマにしたサロンを時々やっています。それに関連して、生と死に関わる本を少また読み始めていますが、とても共感する本に出合いました。ユダヤ教の女性ラビであるデル...
2023/02/28
■韓国ドラマ「善徳女王」を見終わりました
だいぶ前に話題になった韓国ドラマ「善徳女王」の最近のテレビ放映を見ていたのですが、今日が最終回でした。https://www.bs-tvtokyo.co.jp/sondoku/全62話、長かったですが...
■湯島サロン「復学して考えたこと」報告
1年半の大学休学後、昨年秋に復学した川端さんのサロンは、高校生も含めて、8人が参加しました。
川端さんは、なぜ休学したのか、そしてなぜまた復学したのか、からはじめて、休学中の自分の生活の様子、また復学...
■日本の司法への不信感
今日は2つの、なんともやりきれない報道が新聞に載っていました。
一つは、日野町事件で無期懲役刑を受けて服役中に死亡した阪原さんの冤罪がほぼ明確になったという報道、もう一つは聴覚障害の女児死亡事故の損害...
2023/02/26
■第3回「はじまり場サロン」の案内
1年ぶりに湯島での「はじまり場サロン」を開催します。
「はじまり場サロン」は、こんなことをしたいのだけれど一人ではどうやっていいかわからないとか、こんな活動をしているのだけれど仲間が集まらないとか、気...
2023/02/25
■節子への挽歌5533:言葉遣いは気をつけなければいけません
節子
久しぶりに節子も知っているSSさんがやってきました。サロンに来ればいいのに、どうしてわざわざ時間をとってほしいと言ってきたのかわからなかったのですが、なにしろ「来る者は拒まず」なので、サロンの前...
2023/02/24
■節子への挽歌5532:「元気になりたくて電話しました」
節子
同世代の友人のKZさんから電話がありました。節子は憶えているでしょうか。KZさんは節子のことを覚えていますし、節子が闘病中にもとても心配してくださっていたのです。
最近、友人知人の訃報が多くてめ...
■湯島サロン「ソーシャル・キャピタル」のご案内
先月、大守隆さんにお願いして「ソーシャル・キャピタルから見た社会の劣化」をテーマにサロンをやっていただきました。定員限度を超えての申し込みがあり、ソーシャル・キャピタルという言葉への関心の高さを感じま...
2023/02/23
■節子への挽歌5531:川口通いがまた始まりました
節子
今年から毎月、川口の国際箸会館に行くことにしました。国際箸学会の会長の小宮山さんの活動を応援するためです。小宮山さんのことは節子もよく知っていますし、湯島で何回かあっています。当時はまだ小宮山さ...
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