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2004/06/02

■医学の進歩と生命の大切さ

歯医者に行きました。
近くのミドリ歯科です。そこの先生の石川さんがすごく話し好きなのです。
今日はこんなことを教えてもらいました。

私には1本、まだ埋っている親知らずがあります。
埋まっているが故に、虫歯にもならずに健全です。
最近は、その親知らずを掘り出して、他の場所に移植することができるようになったそうです。ですからむやみに親知らずを抜いてはいけないのです。いざという時の財産なのです。
さらに最近は、歯の種のようなものを育てる試みも進んでいるようです。
歯が抜けても大丈夫の時代が来るかもしれません。
人間の身体はまだまだたくさんの可能性を秘めているようです。

しかし、その一方で、いとも簡単に生命は突然断ち切られます。
イラクの橋田さんや小川さんもそうですが、
今日はまた佐世保で子どもの殺人事件です。

経済的に豊かになったにもかかわらず、多くの人は豊かさを実感できないでいます。
医学は進歩したにもかかわらず、多くの生命が軽んじられだしています。
どこか似た感じがします。
どこが間違っているのでしょうか。

今日は女房の胃がん手術1年目です。
1年が無事過ごせたことに感謝しています。
がんになったおかげで生命や時間の大切さに気づいたと、多くのがん患者の方が話します。私もその思いを少しだけ共有させてもらっています。

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