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2004/06/25

■商業倫理  

今日、山形市で家電販売をやっている人から聞いた話です。

プラズマテレビが売れているようです。
40インチが80万円くらいで買えるようになったそうです。
しかし、まだ高価な商品です。
ところがクレジットを組むと月額12,000円。
さらに1日だと420円、コーヒー代と一緒ですというと買おうかという気になるそうです。
コーヒー代でプラズマテレビ。う~ん。

中高年以上の世帯には、2日間の無料貸出をすると購入する確度は高いそうです。
ともかく2日間、見てもらい、その後、ともかく持ち帰るのだそうです。
そうするとかなりの確度で購入の電話が入るそうです。

さてみなさん、
みなさんはどうですか。買ってしまいそうですね。

こうした販売姿勢は、商業倫理からみるとどうなのでしょうか。
効果的な販売戦略というべきなのでしょうか。
いや、それ以上に、
商品を販売するということはどういうことなのでしょうか。

私は経営学者のドラッカーが嫌いです。
なぜなら、彼は「経営とは顧客の創造」と、かつてその著書で語っているからです。
経営が顧客の創造であるはずがありません。
そんなことにも気づかぬ経営学者のことは信頼できません。
そうした経営学者が社会をだめにしてきたのだと私は思っています。
「経営は愛」。それが私の経営観です。
ドラッカーにはとうてい立ち向かえませんが。

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コメント

確かに、最近、3ヶ月無料キャンペーンやら、(明らかに再利用するはずもない)下取りで一万円引きなど、何とか客をだまそうとするような商法が目につきますね。携帯電話も新機種がすぐにでてきて、買い換えても使わない機能が増えてばかりのような気がします。

ただ、このプラズマテレビの商方は、顧客が最終的に使って満足している分、「まだ、ましかなー」とも思うんですが。
今、日本で、生活するうえで、ぜひ必要な商品って、(食料品など以外で)あるんでしょうか。車にしても、高級車でなくとも、遠出をしなければ軽自動車で十分だし、すくなとくと、海外でも評価の高い日本車をわざわざやめて、高額なドイツ車を買う理由ってあるのかなぁー。
そうだとすれば、日常、毎日使うテレビにお金をかけるのも、納得がいくし、それを実際に試させて売るプラズマの商方も、まだ納得できる気もするんですが?

ちなみに、蛇足ですが、私、ドラッガーは、私好きです。(佐藤さんと初めてあったとき、ちょっとドラッガーの評価につて話をしたのを懐かしく思い出します)

投稿: 坂谷信雄 | 2004/06/26 06:46

坂谷さん
ありがとうございます。
早起きですね。

プラズマの商方は、私も納得できています。
それにこの話をしてくれた人は、とてもいい人です。
本当は、彼の人柄で買ってもらえている面もありそうです。
ただそう書くと問題提起にならなかったので、ちょっと否定的なニュアンスで書いてしまいました。
これは、「情報伝達倫理」の問題ですね。反省です。

物の販売は生活提案や生活支援と言う意味があり、そこに重点が移ってきているように思います。
今回の2つの事例は、極めてわかりやすく、しかも身体的に生活提案をしているわけです。現在の枠組みの中では、商業倫理に反する話ではありません。
しかし、それだからこそ、大きな落とし穴が秘められているようにも思うのです。

この記事の表題は、最初、「消費者倫理と商業倫理」でした。
消費者が結局は今の消費社会を支えているわけですから、消費者の社会的責任がもっと議論されるべきかもしれません。
この記事はどこかで続編を書きます。

それから、ドラッガーはすごい人です。
いち早くNPOを評価し、ご自身も実践されています。
彼の経営論には、私も共感できるところが多いです。
おそらく嫌いな人はいないでしょうね。
しかし、私にはどうも「顧客の創造」という考え方が馴染めないのです。
その一点だけで、私にはどうも拒否感がぬぐえないのです。
大学を卒業して、会社に入った年に、彼の著作に出会いました。
まだ会社にかなりの不信感を持っていた頃でしたので、読み方が間違っていたかもしれません。
第一印象は大きな影響を与えますね。

投稿: 佐藤修 | 2004/06/26 09:31

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