■平和に取り組むことの覚悟
新聞では多分報道されていませんが、7月4日に行われた、ワールド・ピース・ナウのピースパレードで事件が発生しました。3人の参加者が逮捕されたのです。
私は最近、参加できていないのですが、メーリングリストで知りました。
なぜ逮捕されたかは、メーリングリストの情報しかありませんが、非暴力をかかげているピースパレードで、こういう事件が起きるのはとても残念です。
私が参加した時には、いつも楽しい雰囲気でしたし、警備の警察官も好意的でした。
しかし、今回は違ったようです。
7月6日には、逮捕された3人の自宅や、WORLD PEACE NOW実行委員会の連絡先である「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の事務所が家宅捜索を受けたというのです。この事実だけで、背景が見えてきます。
早速、WORLD PEACE NOW実行委員会は抗議を呼びかけました。
みなさんもぜひWORLD PEACE NOWのホームページを見てください。
国家の平和と生活者の平和は対立概念なのです。
個人が平和に取り組むことは覚悟がいるのです。
逮捕や家宅捜査の危険を犯してまで、皆さんは平和に取り組みますか。
私は正直、躊躇します。
三菱自動車の社員も、きっとそうした葛藤に悩み、動けなかったのでしょうね。
さて、どうするか。
答えが出ません。
田舎暮らしをするか、金儲けのビジネスにのめりこむか。
そうしたい気持ちが高まっています。
歳と共に、気が弱くなり、防衛的になってきました。
恥ずかしい限りです。
| 固定リンク
「平和時評」カテゴリの記事
- ■戦争をやめさせたいのであれば、戦争をつづける人に加担すべきではない(2022.12.22)
- ■外交が見えない(2022.12.21)
- ■汚れ役はいつも「端役」に任される(2022.12.18)
- ■「善徳女王」に金庾信(キム・ユシン)が登場(2022.12.07)
- ■節子への挽歌5487:最高に幸せな気分の日でした(2022.12.06)
コメント