■購読する新聞によって世界観が変わります?
以前、ホームページに書きましたが、朝日新聞との投稿記事でのやり取りで、朝日新聞に愛想がつきてしまって、この11月から読売新聞に切り替えました。まだ新聞を止める勇気がなかったのです。
それから1か月、気のせいか、世界の風景が変わったような気がします。つまり、時代の動きがほとんど感じられなくなったのです。言い換えれば、とても平和な世界で、まあ、新聞はテレビ番組表だけを見ればいいか、という気になってしまいそうです。
家族の評判もとても悪く、みんなあまり読まなくなったようです。不幸にして、半年予約してしまったため、すぐには止められないのです。
新聞の紙面づくりはかなり違います。好き好きかもしれませんが、それを越しているような気がします。読売はレイアウトやデザイン処理がかなり粗雑です。その分を、カラー化で補っていますが、中途半端なカラー化で、ますます紙面が読みにくいように思います。
しかし、問題は内容です。メッセージ性が弱いとか、コラムが退屈だとかいう話を超えて、どうも世界観が違います。どの新聞を読むかで、意識はかなり変わってきそうです。
複数の新聞を購読したこともあるのですが、その頃は個性の違いだと解釈していました。しかし、もしかしたら意図の違いですね。
もちろん、これまでもそういう性格付けは私も知っていましたし、家族にもそう話して、反対を押し切って読売にしたのですが、思っていた以上に差異は大きいです。
そんなわけで、最近、我が家では、みんな余り新聞を読まなくなっているような気がします。新聞好きの女房までが、最近は新聞離れしているのです。
これで、もしかしたら新聞を止めることができるかもしれません。
ヨン様番組の多さで、NHKを家族が見なくなったのと同じように。
NHKは強制的に有料なのであれば、番組制作をもっと公開で決めるべきですね。
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