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2004/11/08

■イラクの真実  

イラクの復興への各国の取り組みが始まって、もうどのくらい経過するのでしょうか。
日本の新聞やテレビの報道では、復興に向かっているという実感はなかなか持てません。
むしろ悪化しているようにすら思われます。
果たして多くの人たちの善意は、きちんとイラクの復興に活かされているのでしょうか。

この数日のメールを見ていると、ファルージャ攻撃は半端ではなさそうです。新聞情報の小奇麗さとは大違いです。
ネット情報は、日本のマスコミとはかなり違うものも少なくありません。ファルージャの市民代表が国連のアナン事務総長に出した書簡には、「ザルカウィは実在しない、もしくはもはや死亡した、にもかかわらず、彼を口実に攻撃が激化している」と書かれているというメールも流れています。
何が真実なのでしょうか。

そもそもこの事件は、イラクの大量破壊兵器保有が発端でしたが、その事実はなかったことがほぼ判明しました。しかし、戦いはさらに激化しています。復興の名前での破壊です。

「アラモ」という映画で(新作の「アラモ」ではありません)、
ジョン・ウェイン演ずるクロケットが、仲間のテキサス人をアラモの戦いに巻き込む時の話は面白いです。敵将がよこしたと偽って、クロケットが自分たちを侮辱した手紙を読み上げます。皆は怒り出して、戦う気になるのですが、そこでクロケットは、実はこの手紙は自分が書いた嘘の手紙だと白状するのです。しかし、戦う気になった仲間は、そんなことはどうでもいいと言い出して、結局、全員がアラモで戦死するのです。

どこか似ています。
できれば、ブッシュにも生命をはってもらいたいと思うのですが、そこがクロケットとは違うところです。

イラクの真実は、本当はどうなのか。
香田さんの気持ちが少しだけわかります。
しかし、真実などはないのかもしれません。
テレビのニュースが私の感覚を麻痺させてきています。
怖いことです。

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コメント

佐藤さん、おはようございます。

アルジャジーラの英語版のホームページをみていると、全くそのとおりですね。
http://english.aljazeera.net/HomePage
仕事柄、日経新聞は毎日読んでいますが、情報源やメディアを一つに限定することは避けなければいけませんね。
「嘘も100回言えば真実になる。」嫌な言葉ですが、一面の真理です。
多少英語がわかる人間は、せめて情報源を多様化して、真実をしることは出来なくても、それに近づき、他の人に伝える努力をしたいと思います。

投稿: 坂谷信雄 | 2004/11/10 08:05

坂谷さん
ありがとうございます。

今日もたくさんの情報がネットでまわってきました。
どれが真実でどれが虚偽か見分けられないのですが、
すくなくともさまざまな情報にふれることで、
自分の考えが問われるような気がします。

情報ソースは複数持たなければいけませんね。

最近、日経と朝日をやめました。
読売にしたのです。
メッセージの違いに、改めて驚いています。

投稿: 佐藤修 | 2004/11/10 09:24

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