■銀行の窓口の不思議さ
久しぶりに銀行に行きました。
東京三菱銀行柏支店です。
私の住んでいる我孫子市には支店がないので、電車で行かないとダメなのです。
今回はATMで使うカードを発行してもらうためです。
ところがです。
窓口がごった返ししているのです。
係の人にきくと1時間くらいかかるそうです。確かに窓口の前のイスは満席です。
久しぶりの銀行ですが、信じられない風景です。
1時間ですよ。
平日のお昼過ぎです。係の人に午後になるとすきますか、と尋ねたら、ずっとこうです、ということでした。
どこかで聞いた言葉だなと思いました。そうです、羽田空港での事件です。
銀行がつぶれるのは当然ですね。
大銀行を利用するのをやめることにしました。まあ、ほとんど預金はありませんから、銀行には何の影響もないでしょうが。地場の千葉銀行か郵便局にします。まあ、郵便局も民営化されたらこうなるのでしょうか。いや、サービス向上のための民営化でしたっけ?どうも最近は混乱する事が多いです。
こんな銀行を支えるために私たちの税金が使われているかと思うと情けないですね。
頭取は一度でもいいから自分で銀行の窓口に言って、利用してみてほしいですね。
最近は朝日新聞をやめ、日航も利用をやめ、今度は都市銀行の利用をやめ、もう大変です。
不便な時代になってきました。まともな事業家はいないのでしょうか。
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コメント
佐藤さん、おはようございます。
支店は、違えど私の近くの同行の支店でも同じ現象がおきています。
郵便局はどうでしたが?私の場合、こちらは、意外に(郵便局の方、失礼)対応はよかつたです。
私は、このことから次のように考えます。
「公務員だからサービスが悪く、民間にすればサービスがよくなるというのは短絡的だ。」
「同銀行のように、黙っていても客が集まる企業は自然と顧客に対して横柄になり、公務員でも郵便事業のように解体、民営化など危機感を末端まで持ち、必死となる職場ではサービスは向上する」
当たり前ですね。
今は、民営化さえすれば、効率性とサービスが向上するというステレオタイプの「常識」がはびこっています。
もちろん、そうした「常識」をきずいてしまった公のセクターの責任、及びサービスを向上しようという動きを組織的活動にできなかった役所の責任は否定できませんが、現在の風潮はこうした「批判されても文句をいいづらい人・組織」から生贄を見つけ出し、次から次へと世の中の批判の対象にし、虐めることで、問題の本質を隠している気がします。
これが、現政権が、なんだかんだいって、高支持率を維持している正体でしょう。
投稿: 坂谷信雄 | 2005/02/05 06:22