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2005/02/05

■通貨偽造の意味 

今回は暴論です。
最近、通貨偽造が広がっています。
非常識な話ですが、通貨偽造がなぜ悪いのかがよくわからなくなりました。
偽造によって、通貨の仕組みの信頼性を失わせるとか、インフレを引き起こすとか、偽造した人は得をするとか、いろいろと理屈では考えられますが、それがどうしたと考えていくとわからなくなるのです。

通貨って本当に分かりにくい存在です。
財政がこれほど赤字でも経済がまわっています。
その借金はどこからしているのでしょうか。それを裏付けるお金は誰が発行しているのでしょうか。
大銀行や大会社に絡んでの巨額な債権放棄や国税の投入とわずかばかりの紙幣偽造とどこがちがうのでしょうか。
ノンバンクの金融機関が高率な利子をとるのに比べたら、たかだか数億円の紙幣偽造などは瑣末な問題のような気もします。汗をかかずに、紙幣を創出する仕組みは蔓延するなかで、偽造通貨の意味は一体何なのか、偽造行為は悪いことは理解できますが、どうも腹におちません。

デリバティブとかなんとか、よくわからない仕組みで信用創造している社会のほうにこそ、問題があるような気がします。
なんでも証券化する時代ですし、よくわからない証券は偽札みたいなものにも思えますし。
思いつきで2000円札を創るのと、偽札とは全く違うことなのでしょうが、どこか類似性を感じます。

お金を偽造することは、どこに問題があるのでしょうか。
どうもわからなくなってきました。
どなたか教えてくれませんか。

ちなみに私たちがやっているコモンズ通貨というのがありますが、この通貨は偽造歓迎です。カード式ですが、偽造してもらえれば、作る手間が省けますから。

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コメント

こんにちは。
お金の問題って、難しいですよね。
無数にある価値基準の一つしか表現できないモノサシであるお金が、他の価値基準が見えないために、全ての価値基準が如く君臨しています。
今朝18日の朝日新聞朝刊に掲載された中国の「金持ち村」も、まさにそのことを伝えているようです。

さて、東京財団が主催した第2回天下一異見大会に提出した”日本通貨に対する提案”がインパクト部門に入賞しました。
単なる思いつきの域を脱しませんが、実現できたとしたら、世界的にも「日本のお金に対するスタンス」を示せる興味深いニュースになりますし、後世にその意義を語ってもらえるようにも思います。
お金に関心がおありの方のご意見をいただければ幸甚です。

一行コンセプト:
『日本の通貨単位変更! 「円」は「縁」に』

ニックネーム:円経脱盲症

解 説:
現代の慌しい日本を見ると、経済のための社会なのか社会のための経済なのかわからなくなってくる。世の中で唯一減価償却しないお金は、もはや神格化している。ビジネスの世界では、金至上主義がはびこりなんとも醜い限りだが、シルビオ・ゲゼルやミヒャエル・エンデの言うように、もう一度お金を根源から問い直す必要がある。究極には、物をきちんと配分さえ出来ればお金が無くとも社会は成り立つ。本来は分配や流通を円滑にするために登場した道具・約束事に過ぎず、人をつなげるコミュニケーションの媒体であった。このお金本来の姿を忘れぬために、日本の通貨単位を「円」から「縁」に変えることを提案する。通貨単位の変更によって、お金について考えるようになるだけでなく、縁という言葉が持つ深い意味や人と人とのつながりを大事にすることが期待できる。阪神大震災の経験からも縁は重要である。尚、海外への影響は殆ど無い。

選考理由:
・エコマネーがこれだが、人気が高い。大多数の日本人には、カネだけを売買するマネーエコノミーが、心にしっくりと来ないことを感じているが、それを語呂合わせに重ね、見事に言い当てていることを評価。
・「円」が、「縁」となんとも温かみのある変換がよく、他の作品に較べ、すこし趣向が違っていて、面白い作品だと評価された。

投稿: 斉藤哲也 | 2005/02/18 15:56

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