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2005/04/02

■ランディ・キラーの愛国心  

昨日、大阪に行く新幹線で、久しぶりにダニエル・エルズバーグに「ベトナム戦争報告」を読み直しました。エルズバーグの名前は、最近では忘れられているかもしれませんが、国家反逆罪で裁かれる危険を冒して、ベトナム戦争の真実を世界に知らせた「愛国者」です。
その正義感は健在で、今回のイラク戦争に関しても「愛国的」活動によって、逮捕されています。歴史から学ぶ事のないのは、米国政府も日本と同じようです。

エルズバーグによる国家機密文書暴露事件を映画にした「ペンタゴン白書」の中に、ある大学での反戦集会での若者のスピーチの場面があります。映画によれば、そこでのランディ・キラーのスピーチが迷っていたエルズバーグを決断させます。最初にこの映画を観た時、私は感激しました。涙が出ました。
愛国心はコスタリカにだけあるのではないことを思い出しました。

ランディ・キラーのスピーチを読んでもらいたいと思います。

僕の愛国心について話します。 僕はランディ・キラー。ハーバード大学卒業。 この学歴なら、国家に影響を与える職に就くことができます。 大企業の重役、あるいは政府の高官。 だが、僕は国家に影響を与える人間になることに決めました。 だから刑務所に行きます。 徴兵拒否により服役します。 意義のない戦争のためにはベトナムへは行きません。 だが、僕はアメリカ国民です。 外国に逃げたりはしない。 これが信条による「良心的兵役拒否だ」ともいうつもりはない。 僕はただ自分を犠牲にすることで国に奉仕する。 消せない記録が僕に残ります。企業の重役にも政府の高官にもなれません。 世間の目も冷たいでしょう。 だが、その汚名を甘んじて受けます。誇りを失わずに。

最近、イラクでは何が行なわれているのでしょうか。
イラクが全く見えなくなってきています。
私たちの税金がこれだけ大きなコミットをしているにもかかわらず。

サッカーだけがニュースではありません。
ましてやフジテレビ騒動などは瑣末な話です。

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