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2005/04/22

■不明を恥じる 

今回は懺悔です。

ライブドアとフジテレビの問題はあっけなく決着しました。
この問題が起きた時に、私は堀江さんを支持するメッセージをここに書きました
私の判断ミスでした。

彼の言動が、状況を破り、見えなかったものを見えるようにしたことは、今でも評価していますが、彼のマネーゲーム的な感覚は、私が思っていたのとは違って、没価値的でした。それを理解できなかった自分を恥ずかしく、思います。
一度出したメッセージは消えることはありませんが、自らの不明を恥じるとともに、改めてブログへの姿勢を考え直したくなりました。

こうしたことがこれまでなかったわけではありませんが、表現の行き過ぎはともかく、価値観に関わるところで評価が変わることはありませんでした。
残念ですが、今回は評価を変えました。
私にとっては、結局は彼もまた、取り込まれた一人であり、イノベーターではなかったということです。
産業基盤が大きく変わってきているなかで、しっかりした信念や価値観がなくても、あるいはイノベーションがなくても、インスタントな起業家が生まれる時代になったということかもしれません。
マネーゲームの主役は、常にマネーですから、彼らを起業家というべきかどうかも迷いますが。

その時代を早く終わらせたいものです。
私の周りで苦戦している若いソーシャルアントレプレナーたちに大きな期待を持っています。

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