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2005/07/05

■反対と欠席 

郵政民営化法が衆議院を通過しました。5票の差でした。
昨日の亀井さんの自信に満ちた発言で否決を期待していたのですが、私には残念な結果でした。まあ亀井さんの自信に満ちた予想は当たったためしがありませんが。

これまでも書いてきましたが、私は郵政の民営化には反対なのです。というか、「民営化」の意味が極めてあいまいな日本の経済至上主義発想に異論があるのです。民営化の意味をみんな考えていないような気がしてなりません。言葉にごまかされてはいけません。日本の民営化は私営化にすぎないのです。ガバナンスの欠如です。まあ、そんなことはどうでも良い、まずは民営化だというのが小泉首相の論ですが、これは同時に多くの「有識者」の意見のようです。いやはや。

ところで、非常に面白かったのは、自民党の反対派の人たちが胸を張って反対票を入れていたことです。綿貫さんの顔は極めてさわやかでした。党議拘束という呪縛から解き放たれた快感でしょうか。今日だけは綿貫さんがとても輝いて見えました。
党議拘束は「組織起点の発想」です。代議制の矛盾をさらに増幅するものであり、少数者による支配システムを目指す非民主主義的なルールです。党議拘束がある以上、政治家は歯車でしかありません。
二大政党制、小選挙区制、党議拘束、すべてが機械主義的な近代の仕組みですが、そろそろ政治はそこから脱却すべきです、日本ではむしろベクトルはその深化に向いているようですが。

しかし今日、書いておきたいのはそういうことではなくて、欠席した自民党議員のことです。テレビではチラッとしか見えませんでしたが、たとえば古賀さんの退席の姿は誇りを感じさせなかったです。自分の意思表示もできずに、逃げていく哀れさを感じました。やや主観的過ぎる見方ですが。

欠席と反対。私は欠席者が一番許せません。責任逃れをするような政治家は理解できません。古賀さんに少しシンパシーを感じ始めていたのですが、残念です。
今回の国会は、とても面白かったです。次の総選挙での投票の方針が決まりました。内緒ですが。はい。

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