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2005/08/25

■がん患者にとってのサプリメント情報

政治ネタが続いていますので、気分を変えて。

昨日、女房と病院に行きました。がんセンター東病院です。定期的に主治医が対応してくれているのです。できるだけ一緒に行くようにしています。先生に会うと私たちも元気になります。そういえば、ある人が帯津良一さんの写真を見ただけで元気になる患者がいるとお話になっていましたが。心境はよくわかります。

友人が万田酵素を勧めてくれました。試してみようかどうか、迷っています。しかし、評価能力がないのです。
女房のがんが発見されて以来、さまざまな方からさまざまなお勧めや情報をもらいますが、評価能力がないために対応に苦慮します。それに、いずれも高価ですので気楽には試用できません。がん患者学を書かれた柳原和子さんはサプリメント代が毎月10万円を超すと書かれていましたが、よくわかります。
いずれもエビデンスがないが故に、高価なことが「エビデンス」になりかねないのです。月2万円を越すものはやめたほうがいいということを言う人もいますが、当事者にとっては無意味なアドバイスです。
今週、たまたま知人の方がかなり重度の甲状腺のがんであることを知りました。私の知っているサプリメント情報を提供したいのですが、これがまた難しいのです。

以前も書きましたが、がんに効用があるというサプリメントはたくさんあります。しかしいずれもあいまいな情報しかありません。西洋医学の医師の多くはまだ否定的というか情報を余りお持ちではありませんし、きちんと評価しようという姿勢はほとんどありません。その一方で、効用を確信している体験者や開発者もいます。大手企業も発売していますが、ネットで読む限り、あまり正確な情報を開示しているとは思えないものが多いです。一方、利用者は精神的に余裕がありません。そうした状況の中で悪質な商売人も入り込んできますし、信頼性に欠ける噂話も広がります。
NHKが「がんサポートキャンペーン」を展開していますが、そのホームページには投稿欄をのぞけばサプリメント情報はありません。リスクが大きすぎるからでしょう。しかし多くのがん患者にとって、一番関心のあることの一つがサプリメントの評価なのです。

エビデンスのないものは評価できないという医療の世界では医師が評価するのは難しいでしょうが、そもそも医療におけるエビデンスは100%のものなどないはすです。事実、かつて三共のクレスチンが鳴り物入りで売り出され、三共の経営危機を救ったにもかかわらず、その後、効用に疑問が出されたこともありました(また最近復活の動きもあるようですが)。医薬品だってかなりいい加減なのが実状です。だとしたら、こうしたサプリメントに関する情報の評価支援の仕組みに真剣に取り組んでもいいでしょう。いや取り組むべきです。

ネットで時々調べるのですが、よくわかりません。
もしどなたかサプリメントの評価を集めているサイトをご存知の方がいたら、教えてくださいませんか。
また、なにかがんに効用のあるサプリメント情報をお持ちの方はぜひ教えてください。
今回はお願い事になってしました。

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コメント

 こうしたものはガンに効くというと薬事法違反で捕まるのではないですか。情報がないのはそのためと思われます。

投稿: 宮田 | 2005/08/25 16:54

宮田さん
ありがとうございます。
そうですね。効くとはいえませんね。

しかし体験談を集めていくのはいいと思います。それにもしかしたら、今の薬事法が問題なのかもしれません。

今日は時間があったので、アガリクスのことをいろいろとネットで調べていたのですが、ますますわからなくなってしまいました。
患者の人の発言をできるだけ参考にさせてもらっているのですが、患者と称して書き込んでいる人がほんとうに患者なのかどうかも最近は疑うようになってきてしまいました。
ネットでの評価は本当に難しいです。

投稿: 佐藤修 | 2005/08/25 19:05

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