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2005/10/30

■小泉首相のこわした歴史の先

戦争ではなぜか人を殺しても罪になりません。それどころか、時には英雄になることすらあります。この論理が私は子どもの頃から全く理解できませんでした。
その1点から考えるだけでも、国家は過渡的な必要悪の存在だと学生の頃に考えるようになりました。そのためか、健全な大人にはなりそこなってしまいました。

ところが,国家は解体されるどころか、ますます強固なものになってきています。
この20年、どうも歴史のベクトルが反転したように思います。

小泉首相は、自民党を壊し、利権構造を壊し、古い政治体質を壊し、行政の旧弊を壊しているといわれます。私のまわりで、小泉自民党を支持した人たちの意見です。
そうでしょうか。
私には全く逆に感じられます。
利権はますます集中し、国民の手から離れ、少数支配の古い政治体質が復活し、行政は民営化の隠れ蓑のなかで産官癒着を強め、国家はいまや少数の人たちに私物化されているように思います。それを支えるのが一番の被害者ともいうべき主体性のない寄生種族であることも旧体質の社会構造を感じさせます。
これはあまり説得力のないイメージ議論なので、共感は得られないでしょうが、私の確信です。

おそらく大企業はまもなく解体に向かうでしょう。これも15年前からの確信です
最近、企業は業績を上げ、利益を上げていますが、それは霞ヶ関が財政危機の中で膨大な無駄使いをさらに加速しているのと同じように、構造転換に伴う無秩序の中でのあだ花です。

フレキシビリティや転換期というマジックワードの中で、ビジョンのないままに歴史が壊されてきているのです。悪者が得をする状況が広がっています。

小泉自民党が壊そうとしているものは何なのでしょうか。
憲法は「だれのため」のものなのでしょうか。
憲法改正案の向こうにあるビジョンを、もっと明確にする仕事を誰かしてくれないものでしょうか。
社民党あるいは田中康夫さんにお願いしたい課題です。

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投稿: 楓 | 2005/10/30 17:42

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投稿: 楓 | 2005/10/31 23:42

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