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2005/11/06

■今年の山は豊作だそうですが

今年の山は豊作のようです。
滋賀の先輩からそういうメールが届きましたが、山形でネイチャーゲームに取り組んでいる学生からも「今年は山が豊作だからクマの姿を見かけないよ」と言われているとメールが来ました。今年はとてもいい年なのです。
しかし、里では相変わらず果樹や農作物の盗難があるようです。山は豊作でも、里は相変わらずの凶作なのでしょうか。

クマやサルはなぜ里に下りてくるかといえば、森が荒らされたからです。森が豊かであれば、畑を荒らすこともありません。山と里の生活のつながりをしっかりと意識して、お互いが気持ちよく住みあえる関係を大事にしていかねばいけません。
鳥たちや獣たちのために、農作物や自然の一部はしっかりと残していかねばいけません。

里はどうでしょうか。
パリでは暴動が広がっています。
日本はどうでしょうか。
暴動はおきないでしょうが、様々な荒廃が進んでいるような不安があります。
林檎泥棒と金融業の好業績はどこかでつながっているような気がします。
政治の貧困の前に経済の貧困を痛感します。

一昨日、あるライオンズクラブの例会に招かれました。
みんなホスピタリティマインドの篤い人たちでした。
にもかかわらず、どうして経済は冷酷なのでしょうか。
人間は自然を管理できませんが、市場もまた管理できないのかもしれません。

里が豊かになるのはいつのことでしょうか。
経済のパラダイムを変えなければいけないように思います。
ITや金融に依存しない、新しい経済システムは発想できないものでしょうか。

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