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2006/01/27

■他人事の自分

昨日の衆議院予算委員会での閣僚の答弁を聞いていて、気づいたのですが、
「・・・・と思います」という発言がとても多いのです。
たとえば「反省すべきは反省しないといけないと思います」
なにか他人事です。
これは理屈でしかありません。当事者の言葉とは思えません。
こんな答弁もあります。
「責任があるといわれれば甘んじて受けます」
自立した大人の発言とは思えません。
むしろきっぱりと「責任はありません」といえばいいのですが、
人の顔色を伺っての発言には卑しさを感じます。
彼らは自律ということを知らないのでしょうか。
しかも、責任を問われれば、その矛先をマスコミや米国に転嫁する発言が多いです。
彼らの発言を聞いていると「理屈と言い訳」しか出てきません。
こういう主体性も自律性もない人が行政府のトップにいるわけです。
社会がおかしくならないはずがありません。

こんな状況は、何も政界に限ったことではないというところが現代の日本の特徴かもしれません。
最近は自分の言葉と考えで行動する人が少なくなりました。

さて、先の答弁ですが、
ソクラテスならきっと、
「反省すべき点」ってなんですか。
「反省」って何ですか。
「責任がある」という時の「責任」ってなんですか。
などと問うでしょう。
言葉だけで話している人は、こうした質問には答えられないのです。
こうしたソクラテス的発問がとても重要な時代になっています。
それを問う人がとても少なくなってしまったことが残念でなりません。
私は頻発しすぎて、嫌われることも少なくないですが。

今日は今年最初のオープンサロンです。
どんな話題が出るでしょうか。

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