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2006/02/16

■時間の長さは人によって全く違います

最近、時間の速度がかなり気になっています。
他の人と私と果たして同じ速さで時間は進んでいるのだろうかと、時々思うのです。
遅い時もあれば速い時もある。どうもずれているのです。
私自身に関しても、日によって時間の速度が違います。
時間だけは誰にでも平等と言われますが、そのことに昔から疑念をいだいています。
まあ、今日はそこまでの話を書こうとは思いませんが(書くと、いよいよ気が触れたかと思われそうですので)、当事者の時間と管理者の時間の話です。

北朝鮮による拉致事件の解決は一向に進展しません。
横田夫妻の話をテレビで聞く度に、彼らの苛立ちを感じます。
私たちにとっての1月は、横田さんたちにとっては1年に相当するのかもしれません。
時間の速度は人によって全く違います。
以前、NHKのがんキャンペーンの番組で治療体制の地域格差が話題になりました。
その時の病院や行政側の発言と患者側の発言を聞いていて、時間感覚が全く違っているためのすれ違いを強く感じました。
地域格差を解消していくには時間がかかるでしょうが、患者にとってはそれがまさに生死に関わるのです。
死んだ後で地域格差がなくなっても、自らには何の意味もないのです。
「当事者の時間」と「管理者の時間」とは全く違います。
この違いから発生する議論のすれ違いは少なくありません。
同じ社会に生活をしていながら、時間速度は人によってかなり違うこと、しかも問題に応じて同じ人でも違ってくることを、私たちはもっと認識する必要がありそうです。
コミュニティケアやまちづくりに関わってきて、それを強く感じます。

時計が刻む時間だけが「時間」ではないのです。
時間はどうも生きているようです。

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