■弁護士の犯罪
私は弁護士に大きな不信感を持っています。
リーガルマインドが欠落しているからです。
それに関してはこれまでも何回か書きました。
この1週間、3人の弁護士に会いました。
民事と商事と、それぞれ全く別々にお会いしました。
その3人の弁護士とお話していて、弁護士への信頼が高まりました。
もしかしたら、私の弁護士感は間違っているのではないかと思い出したのです。
その矢先に起こったのが、昨日の光市母子殺害事件の最高裁弁論への被告弁護士の出廷拒否です。
遺族の本村さんは「これほどの屈辱受けたのは初めて」と話しています。彼の心中を思うと心痛みます。
「暴発」しやすい私であれば、何をしてしまうかわからないほどの屈辱感です。
死刑廃止運動に取り組む安田弁護士が今月になって弁護士を引き受けたのですが、この無責任さは普通の社会では許される話ではないでしょう。特権階級と自認している弁護士にしてできることです。
法律には違反しないかもしれませんが、わたしにはこれは「犯罪」だとしか思えません。
犯罪は明文化された法律だけではなく、法の精神に基づいて考えられるべきです。
以前も書きましたが、弁護士のミッションは何でしょうか。
容疑者もしくは被告の、不当な人権侵害を守ることです。
決して容疑者もしくは被告を守ることではありません。
ましてや自分の思いのための、たとえば死刑制度廃止運動などの手段のために利用すべきことではありません。
安田弁護士は、リーガルマインドなど微塵も持っていないと私には思えますが、国によって身分保障されている弁護士がこういう行動をとることは、犯罪としか思えません。
できることなら、本村さんに安田弁護士を訴えてほしいものですが、法制度的にはそれはできないでしょうし、第一、本村さんのような誠実で真摯な人はそんなことはしないでしょう。
しかし、とてもやりきれない事件です。
法曹界にも「政治」や「経済」が入り込んでいることを強く感じます。
せっかく弁護士への信頼感を高めつつあったのに、また一挙に崩れてしまいました。
日本の法曹界をだめにしているのは、裁判官だけではなさそうです。
その裁判官も、取材源秘匿問題で、これまた権力に迎合したような判決を昨日出していますが。
ちなみに、私が尊敬する弁護士も決して少なくはありません。
CWSコモンズにも何人かを書いていますが、たとえば中山武敏さんの活動や大川真郎さんたちの活動には感激します。
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コメント
私は今、相続問題で長男を訴えています。長男が遺言書の偽造を行ったという容疑です。しかも遺言執行人である弁護士が共謀している可能性が出てきたのです。
するとこの遺言執行人である弁護士は長男の弁護に自分の教え子の弁護士を二人つけました。そのうえこの二人の弁護士は
架空の証人をでっち上げてその代理人として私に通知書を送ってきたのです。その嘘はすぐにばれて、私と証人として勝手に
名前を使用された人と両方から懲戒請求されています。しかし兵庫県弁護士会はこれほど証拠も明白な違法行為に対して一年以上経っても何の処分もしません。このようなことで法治国家と言えるのでしょうか。この事件によって私も私の周りの人間たちも弁護士を全く信用しなくなりました。
投稿: atlas | 2012/02/11 23:08
atlasさん
ありがとうございます。
私の知人が弁護士だった夫と離婚裁判になりました。
弁護士と裁判官とがつながって、知人は敗訴しました。
そのことをどこかに書いた記憶があったので探しましたが、見つかりませんでした。
私が先ず司法に疑問を持ったのは、その事件でした。
最近、DV冤罪で家庭を壊されたという人と会いました。
そこで若林裁判官の名前を知りました。
ネットで調べてみました。
唖然とする事が少なくありません。
司法界の人たちが裁かれにくい仕組みは違和感があります。
司法の被害者が声を上げていくことが大切かもしれません。
atlas さん
もし事件の概要などが公開されていたら教えてください。
弁護士の違法行為はぜひもっと公にしていきたいです。
友人の弁護士に問い合わせてみます。
投稿: 佐藤修 | 2012/02/12 09:34
弁護士犯罪と打ったら、こちらにたどり着き、安らかな気持ちになり、私のような被害者が増えないようにとの思いから、メッセージを残させていただきたく思いました。どうぞお許しください。
夏原武「モンスター弁護士急増中」にあるように、ひどい弁護士にあたると怖いです。法律のプロですからどうしようもありません。弁護士から弁護士相談の果て、蟻地獄の中にいます。トラブル弁護士Aから、1800万弁護士報酬請求され、1105万の仮差押え状態で、応じなければ1800万訴訟すると言われ、相談した弁護士が応じる必要がないとし、弁護士から訴訟が提議され、全敗訴となりました。
父が借金で貸した父親友の貸金を狙われ、弁護士トラブルがあり、父親友の介護を一人で行う事になり、母は自殺し、父親友もご家族と会わせられないまま、亡くなってしまい、一人残され、弁護士報酬請求で、実際に借りた抵当権者に返済する為、死にたいですが判決まで待たなければなりません。6年かかった弁護士のトラブルは、まだ終わる事がなく続いています。
現在トラブル弁護士Aから、抵当権設定してある自宅に、競売申立と同時に、抵当権設定を無効にする、損害賠償請求訴訟を提議され、どの弁護士も「1800万が認められたことは考えられない」と言われ、弁護士相談するように言われますが、再審はできず、同じことの繰り返しです。費用がない私はなされるがままです。資金を使い果たした私は自分で戦っていますが、裁判官は判決が確定しているといって、私の意見は無視状態です。2月17日に2回目の差押えで生命保険2社、差押執行されました。借金した貸金ですから、和解後は返金し、まだ返済が滞っています。貯金は弁護士相談や、600万程の弁護士費支払いで、もう何もありません。
弁護士の報酬金でここまでされるのは、暴力だと言いたいですが、運が悪いと言って死ぬしか道はないのです。
投稿: tugi | 2017/05/01 18:36