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2006/04/07

■繰り返し「軍縮問題資料」のお薦め

「今月の軍縮問題資料」の特集は「憲法と私」です。
憲法学者でもこの分野でのオピニオンリーダーでもない4人の人がとてもいい寄稿をされています。
それぞれに説得力のあるメッセージです。

護憲にしろ改憲にしろ、憲法をきちんと読んで議論すべきだと思いますが、
改憲論者はもとより、私の周りの護憲論者でさえ、本当に憲法をきちんと読んでいるのか、
あるいは真摯に読もうとしているのか、の疑問を感ずることは少なくありません。

以前、平和に関するメーリングリストに、武田さんの「赤ペンを持って憲法を読もう」という本の紹介をしたら、
それだけで、憲法にけちをつけるのかと数名の方から叱られました。
とても信頼していたメーリングリストでしたので、がっかりしました。
護憲のための護憲論者は改憲論者と同じ穴の狢だと私は思うようになりました。
憲法を議論するのであれば、しっかりと読まなければいけません。

そうしたことが今月号の特集で改めて実感させられました。
巻頭の品川信良さん(セミナー「医療と社会」代表)は、各国の憲法をきちんと読まれている経験からも、
前文と第1条をきちんと読めば、その国がわかると書いています。
とても共感できます。日本憲法の第1条は何だかご存知でしょうか。

特集ではありませんが、先の横浜事件再審判決に関する内田雅敏さんの文章も皆さんに読んでもらいたい記事です。
私の法曹界不信感を少しは理解してもらえるかもしれません。

この本は年間購読料1万円です。
とてもコンパクトで内容のある雑誌です。
何回も書いてきましたが、ぜひ皆さんにも購読してほしいと思います。
次のサイトにメールすれば申し込めるはずです。
http://www.heiwa.net/

歴史を変えていくためにも、ぜひ皆さんの購読をお願いします。


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