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2006/06/18

■「毎日、楽しいね。お母さん」

北九州市の市立病院の人に聞いた話なのですが、
新卒の女性職員を産院に見学につれていったところ、
新生児は初めてという彼女たちは、その可愛さに自分も子どもがほしいと大騒ぎだったそうです。
その人は、若い女性たちが、子どもにもっと触れる機会が増えたら少子化の流れも変わるかもしれないと言っていました。
もう7~8年前の話ですが。

先日の「子育てが不安の風潮」を読んだ人がこんなメールをくれました。
ご本人の許可を得ていないのですが、とても示唆に富む内容ですので、紹介させてもらいます。

今度は2人目の妊娠が発覚。 なんだか慌しい、でもとても幸せな毎日を過ごしています。 初めての妊娠の時もそうでしたが、私は妊娠している自分が大好きです。

この10ヶ月は、私にとって、誰かとつながっていることを実感できるとても大切な時間です。
子供とつながっているのはもちろんですが、子供を通して夫とのつながりも再認識させられるのです。
なんだか無性にあたたかい気持ちになります。
そして生まれてきた我が子は思っていた以上に愛しくて、
人の親になれることの喜びに勝るものはなく、
できれば3人以上の子供に恵まれたいと願う毎日です。

私は、修さんのおっしゃる、すりこまれた「不安」の中には、
「大変だから」不安ということ以上に、
「失敗したくないから」不安と考えている人が多いような気がしてならないのです。
自分を勝ち組にするためには、自分だけでなく子供も家族も勝ち組でなければならないという焦りが、
子育てへの不安を煽っているのではないかと思うのです。

私も人の親ですから、そういう意識がまったく無いとは言いません。
でも、今、目の前にいる我が子は、ただ可愛いくて、そんなくだらない思いを忘れさせてくれます。
思わずギューっと抱きしめてしまいます。
私と夫のところに生まれてきてくれたことに感謝してしまいます。
とは言っても、子供が学校に行き始めたりすると、また違ってくるのかもしれませんが…
でも、どんな風に自分が悩んだり迷ったりするのかも、ちょっと楽しみな気がします。

健全な次世代を育てることが一番の社会貢献だと、私は思っています。
そして健全な人間に必要なのは、
「生きてるって楽しいな」と感じられることだと思うのです。

何でもない普通の日に、我が子たちが「毎日、楽しいね。お母さん」と言ってくれたら、最高に嬉しいです。
そんな日を夢見て、私自身が毎日楽しく子育てしていきたいと思います。

「毎日、楽しいね。お母さん。」
いい言葉です。
読者からのコメントに学ぶことがたくさんあります。

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