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2006/06/09

■人の死を喜ぶ社会

「イラク・アルカイダ機構」の幹部ザルカウィが、米軍の空爆で殺害されました。
それを喜ぶ人の姿をテレビや新聞は報道しています。
たとえば、イラクのマリキ首相や駐イラク米国大使です。ブッシュもそうですね。
人の死を喜ぶ。しかも殺して喜ぶ。
不思議な社会です。
まずは「哀悼の意」を表明するのが人間ではないのでしょうか。
アメリカンネイティブを人間と思わずにほとんどすべてを殺戮したアメリカの歴史を思い出さずにいられません。
シンドラー社のエレベーター事故に関する同社のトップの発表と同じものを感じます。
いや彼らだけではありません。
ドミニカ移民訴訟に関する日本政府のコメントも同じでしたね。
人道などは遠い昔のものになったのでしょうか。
国家の本質を垣間見ます。その国家に隷属している人たちには「人間性」はないのでしょうか。
社会はすでにマトリックスの時代になってしまっているのかもしれません。

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