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2006/06/20

■大切なのは批判ではなくワクワクするビジョン

松戸市の市長選挙は現職の当選になりました。
現状を変えようという思いで立候補した中田京さんは残念ながら落選してしまいました。

私は松戸市民ではないので、松戸の問題は把握できていませんが、いろいろな人たちから現状の問題点をお聞きしていますし、どんな人でも4期は長すぎるような気がしますので、今回は多分交代になるだろうなと思っていました。
中田さんを応援させてもらっている私にとってはとても残念な結果でした。
なぜ現職は勝ったのでしょうか。
松戸市民ではないので無責任な発言になりますが、現職に対抗することの難しさを改めて感じます。

そこで思ったことの一つが、以前も書きましたが、現職に対抗する人たちのメッセージの魅力ではないかということです。
対抗馬が立候補する状況は、現状にさまざまな問題が起こっているからです。
したがって、多くの場合、対抗馬の人は現状を批判し、その改善策、あるいは改革案を提起します。ここに落とし穴があるのではないかと思います。
どんな現状であろうと、そこから利益を受けている人は少なくありません。しかし、現状に批判的な人はそうしたことをともすると忘れがちです。
私もこのブログで、さまざまな問題を批判していますが、おそらくほとんどの方はその批判の対象に依存している部分が多いはずです。
指摘している私自身もそうです。国家による管理を批判していますが、いま、それがなくなってしまえば、私もかなりのダメッジを受けるはずです。
ですから、現状を批判することは多くの人を敵に回すことでもありますし、現状に批判的な人たちの心すらも動かさない恐れがあります。
つまり「批判」は人の心をつかむ魅力を持っていないということです。
大切なのは新しい価値です。
アラモの勇士たちが命を預けたくなるような、ワクワクするビジョンなのです。
もっと言えば、マジックワードです。

社会の成熟化の中で、選挙戦略も大きく見直していくことが大切だということを、今回の松戸市長選から改めて私は学ばせてもらいました。
選挙だけではありません。
私も少し接点のある、平和関係のいくつかの動きがいま広がっていますが、私はなかなか参加できずにいます。
仲間に入っていながら実際の行動が起こせずにいることをとても心苦しく思ってはいるのですが、なぜか心がワクワクしないのです。
そして「登校拒否」のように、いざとなると参加できなくなってしまうのです。
このブログでは批判ばかりしている私がいうのもおかしな話ですが、やはり目指す価値を中心にしたビジョンを明確に打ち出すところにこそ、エネルギーを注ぐべきなのでしょうね。

CWSコモンズのメッセージでは、それを心がけていたのですが、このブログはやや批判中心になってしまっています。

どうするか、迷いだしています。

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