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2006/08/25

■団塊世代の新しい役割

最近、なぜか団塊世代の地域返りの話がよく話題になります。
今週だけでも、日経マスターズの編集長だった人がその話題でやってきましたし、コムケアの集まりでも団塊世代のためのフリーマガジンの話が出ました。
ある会でも話したことがあるのですが、団塊世代の活躍の場は、これからまだまだ広がりそうです。
私の地元の我孫子市でも、団塊世代の活躍の場を創ろうと様々な制度が作られていますし、団塊世代の地域戻りを歓迎するイベントなどをやる自治体も増えています。
しかしいつもそうなのですが、こうした新しい動きも基本的な社会のビジョンが弱く、そのため発想の転換がなされないために、制度だけできて機能しないことが少なくありません。
時代の変わり目における、新しい仕組みにはしっかりしたビジョンと理念がなければいけません。
私は社会の枠組みの再編成が進むと考えていますので、その役割の一部を団塊世代のエネルギーが果たせるのではないかと考えています。
たとえば、企業、行政、地域社会をつなぐメディエーターの役割です。
企業や行政の文化と言語を持っている人が地域に入って活動をすることで、彼らは多言語族になれるはずです。そうなれば、今のような企業や行政と住民活動とのコミュニケーションの壁は解消されるはずです。もっといえば、企業や行政という組織を、生活や地域社会の視点で、いい意味で活かしていくことができるようになるでしょう。
そうした大きな仕組みづくりを通して、もしかしたら企業社会も企業そのものも大きく変わっていく可能性もあります。
10年ほど前に、そうした構想の下にいくつかのプロジェクトに取り組み、すべて失敗してしまいましたが、物事にはタイミングというものがあるものです。
今度こそ、団塊世代たちが社会を変えて行ってくれるでしょう。
もちろん良い方向にです。
く来い来い高齢社会です。

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