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2006/08/07

■根深い女性の人権蔑視の思想に立脚する刑法体系

女性の長期監禁事件やストーカーによる殺人事件、さらには子どもに向けた性犯罪事件に関して、日本の処罰体制は極めて甘いように思います。
この根底には、根深い女性の人権蔑視の思想があるように思えてなりません。
男女共生とか女性専用車とか、そんなレベルで議論をしているよりも、もっと考えるべきことがあるように思います。
この点では、女性のオピニオンリーダーの責任をかなり感じます。
今回の大阪女性監禁事件や宗教まがいの女性人権破壊活動の加害者は、これまでも繰り返し同様な行為を繰り返してきたわけですが、それを見過ごす文化が日本の社会には根深く存在するということです。
警察が動かない背景にも、そうした女性の人権を認識できない状況があります。
ジェンダーとか男女共同参画とか、そんな言葉は私にはほとんど興味はないのですが、大切なのは女性を人間と見る感覚の回復ではないかと思います。
そうした視点で考えると、性犯罪による女性の人格破壊は、殺人よりも厳罰に処するべきではないかと思います。極刑を貸すべきだと私は思っています。
しかし実際の日本の法律と裁判官たちの根強い女性蔑視の思想は、それとはまったく別の世界にあります。
今回の犯人もそうですが、また社会に復帰し、再販を繰り返す可能性が多いでしょう。
それが今の日本の犯罪管理体制です。
私は、こうした加害者は永久に社会には出てこずに、労働によって罪を償う仕組みをつくるべきだと思います。
なんと人権無視の非情で非見識な人間か、と非難されそうですが、それが正直な気持ちです。
また暴論になってしまいました。

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コメント

「殺人よりも厳罰に処するべきではないか」というご意見には私も賛成です。

例えば、レイプというのは、本当に恐怖なのです。
夜遅い時間に帰るときなど、職場の人から犯罪者に気をつけるよう言われますが、「レイプされるよりもマシだ」と返事しています。大げさではなく、刃物で刺される方がマシなのです。痛みの種類が違うのです。体の痛みの方がマシなのです。体の痛みは癒えますが、心の痛みはいつまでも続きます。
残念ながら、男性にはなかなかそれがわからないみたいです。

大人であっても、数日間、恐怖で手が震えが止まらない、その男を見ると怯える、という状態にあって、ましてや子供に対する性犯罪というのは、本当に許し難い行為です。
私の友人に、子供の頃に被害にあって、あまりの恐怖でその記憶を閉ざしてしまった人があります。なぜか恐怖を感じる場所があって、それがなぜだかわからなかったけれど、あるとき突然、記憶が蘇ったのだそうです。
記憶が蘇ってからは、今度はその記憶に恐怖しています。もう20年以上前の事件をずっと引きずっているのです。
恐らく彼女の人生は、それによって変わってしまいました。

佐藤さんのご意見は暴論ではないと思います。

投稿: みすず。 | 2006/08/07 21:35

みすずさん
ありがとうございます。

暴論でないようですので、
これからも発言していこうと思います。
女性たちもどんどん声を上げていってほしいです。
大きな声にしていけないものでしょうか。

投稿: 佐藤修 | 2006/08/12 20:43

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