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2006/08/19

■自分たちが実際に戦争に行くという実感が持てない

テレビを見ていたら、ある若者が「自分が戦争に行くという実感がもてない」と話していました。
唖然としました。彼にとっては、戦場での悲惨な情景は実生活につながっていないのです。
そうした若者が語る戦争や平和の話は、いったいどういう意味があるのでしょうか。

平和をテーマにしたあるテレビ討論会で、ある人が戦争の実感を持っていない若者たちに向かって
「戦争を体験してみろ」というような発言をしました。
これもまた唖然とする恐ろしい言葉です。
戦争を体験しないと語れない戦争や平和の話は、いったいどういう意味があるのでしょうか。

ともかく唖然とすることが多すぎます。
靖国の意味もほとんど知らないままに、
戦没者を慰霊することの何が悪いのかという発言も私には唖然としますが、
ともかく唖然とすることが多すぎます。
それもれっきとした学者や有識者、政治家が、です。
小泉チェルドレンといった雇われ政治家の話ではありません。
本物の政治家の話です。

靖国参拝支持か、不支持か。
9条改正反対か賛成か。
こうしたアンケート調査や世論調査結果がよく報道されますが、
その結果の数字はいくらでも操作可能です。
そんな実証データも、ネット世界では飛び交っていますが、
もっとみんな、自分の問題として平和や戦争の問題を考えていくことが大切なように思います。
そのための設問がとても重要になっています。
「あなた」を問わなければいけないのです。

あなたはレバノンの戦いに参加したいですか。
国を守るためにあなたは人を殺せますか。
国を守るためにあなたは自らを犠牲にすることを受け入れられますか。
あなたの加害者と同じ墓に入りたいですか。
どこかの国と戦いが始まったら、あなたは志願して戦いに行きますか。

国の平和と家族の平安と、あなたはどちらが大切ですか。

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コメント

 いざとなったら煽った連中は逃げ出すんでしょう。下っ端が粛々と死地に向かう。
 企業でも何処でも日本によく見られる風景。
 靖国については、単なる作り話、神話をめぐる議論なので、馬鹿馬鹿しくてやってられない、という感じです。

投稿: 田村 | 2006/08/19 11:11

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