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2006/09/11

■9.11事件で何が変わったのか

衝撃的だった9.11事件から5年目です。
あの事件で何が終わり、何が始まったのか。
5年間の経過の中でいろいろのことが見えてきました。

しかし、残念ながら日本のマスコミはまだ相変わらず表層的な議論をしているだけのような気がします。
そこから始まったイラクの現実すら、日本では「消費的な」ニュース素材でしかありません。
イラク復興などという、体のいい口実での戦争への加担の真実も、
マスコミの商業主義の流れの中で依然、闇の中に葬られたままでいます。

しかし、ネットの世界では明らかになりだしているように、真実はいろいろと露呈されつつあります。
9.11の航空機のビル突入は米国政府の仕業という話が広がりだしていますが、
それもあながち荒唐無稽な話でもありません。
エルズバーグが暴露したペンタゴンペーパーが物語るように、同じような話はこれまでもあったのです。

真珠湾の再来か、などと語られた真珠湾攻撃事件もまた、
まさに米国政府が逆活用した事件だったという見方が強まっています。
「自衛戦争」の口実を与える事件を相手が起こすように仕向けたり、起こしたように偽装したりするのは、
米国に限りませんが、戦争を始める国の常套手段でした。
日本も同じような手口の使い手でした。

9.11事件での死者に哀悼をささげると同時に、
その事件を引き起こした対象をきちんと確認し、問題を勘違いしないようにしたいと思います。
靖国問題ですら、その違いもわからない人があまりにも多いのが寂しいですが、
そこをしっかりと認識しておかない限り、歴史はとめどもなく繰り返されるのです。
そうでなければ、死者はうかばれません。

ちなみにこんな集まりもあります。
911真相究明国際会議・東京。

歴史を動かす対立軸を間違わないようにしたものです。
私が考えている軸は、いつものことながら、個人対組織です。

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