« ■やり始めたら、とまらなくなる依存症シンドローム | トップページ | ■団塊世代の関心の行方 »

2006/09/19

■過去にではなく未来に責任を持った取り組み

滋賀での新幹線新駅建設凍結の新知事の取り組みはさまざまな「自治体行政」の実態を明らかにしてきているようです。
たとえばある地主は坪15万円での買取を市に要請していましたが断られ続けてきたのに、不動屋さんに売却を頼んだらなぜか市に買ってもらえたそうです。数名の人が仲介人として間に入ったそうですが、頼む人によって売買が成立するわけです。
しかも、行政(正確にはたしか開発公社)が購入した価格は何と90万円だったのだそうです。
本人は15万円しかもらっていないようですから、仲介者はかなりの利益を受けたことになります。
これはテレビの報道特集で放映されていた話です。
しかし当事者が明確に発言されていましたから、事実無根ではない話でしょう。
テレビでは、10年以上、準備してきたのに、いまさら計画を白紙に戻すのは勝手すぎるという住民の発言も出てきましたが、知事(民意)が変わるということは政策が変わるということですから、こういう論理は成り立つはずがありません。
知事が民意と違うことをやりだしたら、知事を変えるべきです。
しかし日本ではお上は変えられないという潜在意識がみんなの頭の中に植え付けられているのです。

民意で知事が変わったのであれば、新しい民意でこそ動かねば選挙の意味はありません。
それにそれまでの経緯に責任を負わない新知事にはそれができるのです。
新知事が責任を持つのは過去にではなく、未来に、です。

過去にではなく、未来から考えると、
政策の評価は大きく変わるはずです。
滋賀県の人たちにはぜひとも長野県や岐阜県の二の舞をしてほしくないと思います。

|

« ■やり始めたら、とまらなくなる依存症シンドローム | トップページ | ■団塊世代の関心の行方 »

行政時評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30899/11955207

この記事へのトラックバック一覧です: ■過去にではなく未来に責任を持った取り組み:

« ■やり始めたら、とまらなくなる依存症シンドローム | トップページ | ■団塊世代の関心の行方 »