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2006/10/10

■野田のイメージ

今日から自動車のナンバープレートに「柏」が加わりました。
いわゆる「ご当地ナンバー」として、人気のある地域が17か所加わったのです。
これまで千葉県の東葛地域は「野田」ナンバーだったのですが、新たに「柏」が加わったのです。
ところがこの「柏」ナンバーへの切り替えも含めて、「柏」の人気は高いのだそうです。
先日の朝日新聞では、金沢や仙台よりも高人気とありましたが、「野田」から「柏」の切り替える人も少なくないそうです。

その理由は「野田」のイメージのせいのようです。
我が家は「野田」ですが、わが娘も「野田」のイメージは「野や田んぼのイメージが強く好きでない」といいます。
特に自動車には合わないと思っているのかもしれません。
どちらかというと自然派のわが娘もそうなのかといささかがっかりしましたが、どうやらこれが今の多数派のようです。

私は「野田」という言葉にとてもいいイメージを持っています。
野原と田んぼ。風景が浮かんできます。
確かに自動車とはつながりませんが、「品川」や「湘南」よりはよほど良いです。

環境への意識が変わりだしているといわれていますが、どうもあまり確信が持てません。
そういえば、私が名前に惚れて付き合いだした茨城県の美野里町も、市町村合併で「小美玉市」になりましたし、
ちょっと関わっている谷和原村も「つくばみらい市」になってしまいました。
住民はともかく、行政関係者や地方政治家の「環境意識」には危うさを感じます。
自然や歴史や地域の文化に愛着を持たずして、環境意識など育つはずがないように思います。

みなさんの「野田」のイメージはいかがですか。
ちなみに、我が家はもちろん「野田」ナンバーを継続します。
娘も賛成です。

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コメント

おひさしぶりです。坂谷信雄です。
そうですか、ナンバー「野田」から「柏」が独立したのですか。佐藤さんのプログで初めてしりました。
ありがとうございます。

元我孫子市民としては、複雑ですね。
我孫子にとっては、野田市より柏市の方が生活圏として、身近なきがしてます。むしろ、それ以前の習志野ナンバーも不自然で、我孫子市に住んでいても、習志野が一体千葉県のどこにあるのかよく知らなかったもんで
習志野から野田になった時は、当時の野田市長が、霞ヶ関からの転進組で、住民の意向と別次元で霞ヶ関の意向が優先されるのが腹立たしいなぁって感じました。
ちなみに我孫子の実家では、いまだに習志野ナンバーをつけています。
ナンバープレートにこだわるのも、変な話ですが、住民にとって身近な問題なのは、確かですね。野田がすき、柏が好きという問題の前に、こうした地域の名称も役所がすべて、決めることにこそ、問題の論点がありそうですね。

投稿: 坂谷信雄 | 2006/10/10 23:07

坂谷さん
ありがとうございます。
最近はお会いする機会がないですね。
我孫子にも時々来ていますか。

投稿: 佐藤修 | 2006/10/16 07:18

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受信: 2006/10/10 08:56

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