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2006/12/16

■教育基本法改悪で日本は曲がり角を曲がってしまいました

教育基本法がついに変えられてしまいました。

ある人は、こうメールしてきました。
「私たちのための教育から、国家のための教育へ。」
今朝の朝日新聞の見出しには、
「個」から「公」重視へ
とあります。
正確には
「個」から「官」重視へ
でしょう。
日本における「公」は、パブリックとしての「公」ではなく、
統治者としての「官」なのですから。

いずれにしろ、日本という国家は、再び曲がり角を曲がってしまったような気がします。
しかも、国会という議論の場は、ついに裁決の場になってしまいました。
破壊したのは小泉純一郎と安倍晋三です。
「改正」「改革」「民営化」というマジックワードで、彼らは日本の社会をずたずたにしてしまいました。
もっとも路線は敷かれていましたから、真犯人は別にいますから、
哀れな実行犯の役割を担わされたのかもしれません。
しかし、ほんの少しでも「愛国心」があるのであれば、
こんな極悪非道なことはやれないでしょうが、彼らには「愛」という概念は微塵もないのでしょう。

あまりの腹立たしさに、いつも以上に口汚くののしりたくなってしまいました。
小泉元首相も安倍元首相も、犯罪者としか思えません。

これでまた何人の教師や子どもたちが死に、平穏な家庭が壊されていくのでしょうか。
「教育」の問題に関心を失ってしまった日本国民がもたらした悲劇でしょうか。

教育の概念が変われば、社会が崩れるのは不可避です。
未来を支えるのは間違いなく子どもたちなのですから。
その子どもたちを「現実」に縛り付けてしまっては、未来は開けようがないのです。
曲がった社会で、どう暮らしていくか。
難問です。

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