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2007/01/14

■ニーメラーの教訓と家永三郎さんの選択

ニーメラーの教訓に関して、何人かの方からメールをもらいました。それで思い出したのが、家永三郎さんです。
教科書検定が憲法違反だという訴訟を起こした、家永三郎さんです。

家永さんは、法廷で次のように語ったといいます。

「私は戦争中に、わずかに個人的両親を守ることにのみ専念して祖国の破滅を傍観するあやまちを犯した。私は力の弱い一市民ですが、戦争に抵抗できなかった罪の万分の一でも償いたいという心情から、あえてこうした訴訟に踏み切った次第であります」
3回にわたる家永教科書裁判はいずれも敗訴しましたが、 この裁判のこともあって家永さんはノーベル平和賞の候補にもなりました。

家永さんの訴訟は大きな話題になり、大きな論争を起こしましたが、
残念ながら時代の流れは変わりませんでした。
いま、家永さんがご存命であれば、何をしたでしょうか。

家永さんのような、行動を起こしている人は今も決して少なくありません。
しかし、なぜ流れを変えられないのか。
きっとどこかに間違いがあるのでしょうね。
それが何かがわかるといいのですが。

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