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2007/01/01

■しきたりや年中行事をもっと大切にしたいものです

今年は幸いなことに初日の出が見られました。
30日にも早く起きて日の出を見たのですが、
なぜか30日の朝と今朝では印象が違います。不思議です。
初の祝い膳の後、近くの子の神様に初詣をしました。

日本には古来、さまざまなしきたりや行事があります。
そうしたことが急速に失われたのが、この30年です。
驚くほどの速さで、なくなってきたように思います。
加速した人がいたのです。
そうしたしきたりの節目になる祝祭日も、いまや「連休」政策のもとで毎年動くようになってしまいました。
今年の成人の日は8日だそうですが、政府は成人の日を休日としか考えていないことが象徴されています。
成人の日に若者が荒れるのは当然のことでしょう。
歴史的な意味のある祝日はさすがにまだ勝手な変更はなされていませんが、時間の問題かもしれません。
歴史や文化、しきたりや慣習をおろそかにすることの意味をもっと私たちは考えるべきでしょう。

神仏の前での祈りの瞬間は、多くの人にとって「祈り」の時間であり、平穏な時間です。
少なくとも1年に一回、こうして自らの生き方を問い直し、懺悔し、祈りをささげることの意味は決して小さくないはずです。
1億人の国民が、もし初詣で、平和や安寧を祈るならば、ものすごいエネルギーになるはずです。
毎日のように起こる殺傷事件や不祥事件もなくなるかもしれません。

日本には、初詣に始まって、実に様々な年中行事がありました。
それに支えられて、世界から「美しい国」と讃えられた社会があったのです。
それを壊してきたこの数十年の政策や経済活動を改めることが大切です。
しかしそれは誰かがやってくれるわけではありません。
まずは、私たち一人ひとりが、そうした歴史や文化への関心を高めていくことから始めなければいけません。

初詣がまだの方は、ぜひ神社で手を合わせてきてください。
喪中の方は別ですが。

年中行事や古来のしきたりが回復してくれば、社会は変わっていくはずです。
私たちの生き方が変わるのですから。
年中行事や古来のしきたりをもっと重視していきましょう。
もちろん産業化や愛国心教育の対象としてではありません。
私たち一人ひとりの豊かな人生のために、です。

ちなみに、
靖国参拝などは、そうした文化に根ざす行事ではありません。
騙されてはなりません。
そうやって、古来大切にされていた文化が壊されてきたのですから。

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