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2007/04/27

■飲酒運転者から免許を剥奪することがなぜ出来ないのか

飲酒運転事故が後をたちません。
しかし、それを激減させるのは簡単なことです。
飲酒運転が見つかったら、即刻、免許運転を永久に剥奪すればいいだけの話です。
自動車は走る凶器ともいわれます。
もしそうであれば、それくらいの罰則が必要でしょう。
飲酒運転の罰則を強化したら、事故を起こしたり検問にかかったりしたら逃げて暴走する車が増えるという話もありますが、事故や検問で逃げた運転手は、飲酒運転以上に悪質だとして、運転免許剥奪に加えて、10年以上の懲役にしたらどうでしょうか。
無期懲役でもいいくらいだと、私は思います。
もちろんいずれも、原則であって、情状酌量は考えなければいけませんが。

そういうルールにして、なにか不都合はあるでしょうか。
まともに生きている人たちには、全くないはずです。
ではなぜそれが実現できないのか。
その理由も簡単です。
自動車が売れなくなるからです。
経済規模が縮小するからです。
雇用の場も減るという思いに縛られているからです。
それらはすべて、これまでの「古い経済」の論理でしかありませんが。
サステイナブルな経済からは、そういう論理は出てこないはずです。
つまり現在の私たちの経済的豊かさの根幹には、そうした「まともでない人たち」の思惑が蠢いているわけです。
まやかしの持続可能性議論が多すぎます。

世の中の問題を解決するのは、本当はいとも簡単なのです。
それがなかなか実現できないのは、
問題が解決されないことを望んでいる人たちがたくさんいるということなのでしょうか。

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