■あなたはいつも笑顔でいられますか
私がこの世で一番尊敬でき、信頼できる人は、いつも笑顔でいる人です。
宮沢賢治も憧れた
「欲はなく決して瞋(いか)らず、いつも静かに笑っている」(雨ニモマケズ)、
そういう人に私もなりたいと思っています。
しかし、私の現在は、それとは全く対極にあるような気がします。
今日、いつも笑顔の友人がやってきました。
友人というのには、まだ付き合いが短いのですが、
不思議なことになぜか昔からの知り合いのような気がお互いにしているようで、
その人もブログで私のことを友人と書いてくださったので、友人と呼ばせてもらいます。
その人は、いつも笑顔なのです。
その人を追いかけ取材した30分のテレビ番組を見せてもらいましたが、
内容はかなり厳しいものなのに、いつも笑顔なのです。
番組の内容よりも、その絶えない笑顔のことが私の脳裏からは離れないほどの強い印象を受けました。
そういえば、これまで3回お会いしましたが、いつも笑顔が絶えたことがないのです。
そこで、今日は極めて不躾な質問をしました。
「***される前から、いつも笑顔が絶えなかったでしょうか」
実はその人は数年前に大きな事件があって、生き方を変えたことがあるのです。
その事件以来のことではないかと実は私は考えていたのです。
人はとても辛いことを経験するとやさしくなれることを実感してきたからです。
ところが、答はそうではなく、事件の前からそうだったそうです。
どんなに苦労しても、笑顔が絶えない人がいるのです。
有名な人では、横田さんや河野さんがいます。
拉致事件とサリン事件の被害者ですが、いつも笑顔です。
この時代にも、笑顔を絶やさないことができるのです。
笑顔の友人と話していて、自分自身の生き方を今日はとても反省させられました。
笑顔を忘れないように、心の平安を維持できるように、今日から少し意識を変えたいと思っています。
いや、きっと、笑顔を絶やさないことこそ、心の平安を維持する秘訣なのでしょうか。
いじれにしろ、笑顔をもっと大切にしないといけません。
今日はたくさんのことを学ばせてもらいました。
もし、平和を望むのであれば、笑顔を絶やさないことから始めるべきかもしれません。
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