« ■臓器移植報道と思いやる気持ち | トップページ | ■多数決主義と民主主義と国民主権 »

2007/05/04

■チビ太はいつもとても幸せそうに寝ています

わが家の犬(私はチビ太と呼んでいます)はよく寝ます。
いつ見ても寝ています。
一人で読書したりテレビを見たりしている風景を見たことがありません。
若い頃は一人遊びをしたり、哲学したりしていましたが、最近はそうしたこともめっきり減って、散歩と食事以外は、寝ていることが圧倒的に多いです。
いま11歳ですので、人間年齢では私とほぼ同じです。
今日、その幸せそうに寝ているチビ太をみながら、もしかしたら生命の基本は寝ることではないかと思いつきました。
活動するための休養が睡眠の目的ではなく、睡眠のための手段が活動かもしれません。
疲れたから寝るのではなく、寝るために疲れる、というわけです。
働くために食べるのではなく、食べるために働く。
発想を変えると生き方が変わるかもしれません。

まあ、こうした「無駄なこと」を考えたりしているので、人間は寝る暇がなくなるのかもしれません。

私も若い頃は特に、寝る時間を惜しんで学び働き遊んできました。
今もそういう感覚はどこかに残っています。
寝る時間がもったいないと思うことは、さすがに最近は少なくなりましたが、活動できる時間がもっと多ければいいと、ついしばらく前までは切実に思っていました。
最近、それがなくなりました。
生き方がまた少し変わりつつあります。

それにしても、チビ太の寝顔はすばらしく幸せそうなのです。
私も寝ている時は、こんなに幸せそうな顔をしているのでしょうか。
チビ太と私は、どちらが幸せなのでしょうか。
でも、次に生まれる時も、やはり人間がいいですね。
なかなか解脱できそうもありません。

|

« ■臓器移植報道と思いやる気持ち | トップページ | ■多数決主義と民主主義と国民主権 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■チビ太はいつもとても幸せそうに寝ています:

« ■臓器移植報道と思いやる気持ち | トップページ | ■多数決主義と民主主義と国民主権 »