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2007/07/23

■選挙結果予測は投票に影響を与えます

参議院選挙まであと1週間です。
しかしどうも選挙の実感が得られません。
私が住んでいるのは我孫子市ですが、立候補者の自動車もあまり来ません。
中央から政党の代表者が応援に来るという案内は時々回ってきますが、当の立候補者の演説の案内はあまりきません。
どこかでやっているのでしょうが、あまり耳には入ってきません。
私は中央から誰かに応援に来てもらうような人は、まず投票しないことにしています。
自分の言葉で語れないような人には期待はできません。
それに、議員はタレントではないのですから、誰かの応援に来る人の話などは聴きたくありません。
しかし、その基準で支持者を消していくと、いつもほとんど候補は残らないのが最近の状況です。
そんなわけで最近、選挙の意義があまり感じられなくなってきているのです。

ところで、新聞やテレビで選挙結果の予測調査がでます。
これをどう理解すればいいのでしょうか。
私はこれこそが選挙違反行為だという気がしています。
その予測記事が結果を変えることはかなり高い確率であると思いますが、
もしそうならば当然ですが、操作可能性があるわけです。

投票者は何を持って投票先を決めるのでしょうか。
「お灸効果」ということが最近よく言われます。
やりすぎの自民党にお灸をすえる気持ちで野党候補に投票する人がいてもおかしくないというわけです。
政治はパワーオブバランスの問題だから、そういう考えが出てきてもおかしくないと思いがちですが、私には違和感があります。
政策内容と無関係に、そういう基準で投票先を選んでいいのかと思うのです。
どこかにおかしさを感じます。

現在は野党優勢が多くの予測の結果です。
この報道を見て、お灸を据えようとしている人は、与党に投票しようと思うかもしれません。野党支援者は気を抜くかもしれません。
ゲームの世界の話であれば、その駆け引きは面白い問題ですが、それで日本の政策が決まっていくことを考えるとなにやら恐ろしさを感じます。ゲーム感覚で未来を決められたらたまったものではありません。
お灸効果などという言葉を抵抗を感ずる様子もなく語っている有識者を見ると、この人の「有識」って何なのだろうかと思ったりします。

きちんとした争点を明確にし、その判断を仰ぐことは出来ないものか。
たぶんできないでしょう。
それはそもそも今の選挙制度と政治制度には国民による政策評価機能はあまり期待できないからではないかと思います。
選挙って、本当に何なのでしょうか。
このごろ、選挙の意義が分からなくなってきてしまいました。
困ったものです。
もちろん投票には行きますし、もう投票する先は決まっていますが。

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