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2007/10/13

■節子への挽歌39:献花台 Flowers for Life が完成しました

Kenkadai_5
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節子の告別式でお話させてもらった「献花台」が完成しました。
タジェ-ル デ ジュン の作品です。
ちょうど今日から我孫子市の手づくり散歩市が始まるのですが、
わが家のジュンのタイル工房もその会場になります。
そこで、それに合わせて、献花台もオープンさせてもらうことにしました。
献花台の主旨は、私のホームページ(CWSコモンズ)に書きましたが、ちょっと長いですが、一部を引用します。

告別式では、ただただ節子への愛惜の思いで、節子への献花をイメージしていました。
しかし、自らに「献花」してもらうのは、節子の考えにはなじまないことに気づいたのです。
節子が望んでいるのは、みんなと一緒に花を愛(め)でることであり、花がみんなを幸せにしてくれることのはずです。
そこで、献花の対象を、節子ではなく、花そのものにしようと思います。
「花を献ずる」のではなく「花に献ずる」。
私たちの人生や生活、そして生命そのものに、元気や喜びを与えてくれる花に感謝しようというわけです。
花を愛でながら、花が大好きだった節子と一緒に、
花が咲きこぼれるような、気持ちの良い社会になるようにちょっとだけ思いを馳せる時間をつくる場にできればと思っています。
そのついでに、ちょっとだけ節子のことを思い出してもらえれば、うれしいですが。
またホームページのお知らせに、このことも載せました。
12日、13日は、私も自宅にいますので、お近くの方はお立ち寄りください。
我孫子市の手づくり散歩市もぜひ、ぶらっとおまわりください。
手賀沼もそう捨てたものではありません。

節子は、昨年、この散歩市でタイル工房に来てくださった方にケーキでおもてなしをさせてもらいましたが、今年もそれをとても楽しみにしていました。
節子が心残しだったことの一つが、そのことかもしれません。
その遺志を受けて、今年はジュンがケーキを焼きました。
展示の準備などで忙しい合間のケーキづくりだったので節子のケーキよりはほんの少しだけ出来が悪いかもしれませんが、節子の思いは十分に入っています。

ちなみに、献花台はとても小さいので、お花はわが家の庭の花を1本手折って供えていただければ結構です。
それに花に献ずる献花台ですので、できるだけ切花は少なくしたいと思います。
おそらくそれが節子の気持ちではないかと思います。
一番供えてほしいのは「花のような笑顔」です。
残念ながら私にはまだ無理なのですが。

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