■節子への挽歌47:節子が彼岸に行ってしまいました
七七日法要でした。
家族を中心に静かに見送りました。
菩提寺である真言宗のお寺に納めさせてもらいました。
私の両親と同じ墓です。
戒名は、慈花節操清大姉をもらいました。
ちなみに、節子は戒名は要らないといっていましたが、約束違反してしまいました。
節子はお墓も要らないといっていましたが、1年ほど前からやはりお墓に入りたいと言い出しました。
そして彼女が選んだのが、私の両親の墓でした。
きっと一人ではさびしかったのです。
私の両親は私たちと途中から同居していました。
途中からの同居だったので、節子は苦労したはずですが、とてもよくしてくれました。
両親は節子に深く感謝しているはずです。
私にはあまり感謝していないでしょうが。
私の親孝行は、節子と結婚したことだけでした。
節子も、修と結婚したことが私の親孝行の一つだったと言ってくれたこともがあります。
お互いの親にもとてもいい結婚相手だったのです。
節子が自宅を出て、彼岸に行ってしまったと思うととても寂しいですが、かといってこちらに引き止めていても困るのは節子です。
しかし、不覚にもまた泣いてしまいました。
法要の後、元気になったら一緒に行こう、と節子と約束していたレストランに行きました。
節子の親友だった人も来てくれたおかげで、涙なしの会食ができました。
それにしても、最近また、無性に涙が出るのです。
自分でも信じられないくらい涙が出ます。
涙が枯れるなどというのは本当でしょうか。
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コメント
本当に いい戒名だと存じます。 千の風になって のように、 いつも おそばにいて守ってくださいます。
投稿: スズラン | 2009/04/06 02:07
スズランさん
ありがとうございました。
追加のメールもありがとうございます。
挽歌7を読んでくださったのですね。
愛する人を送ったものの気持ちは複雑で、すみません。
お気持ちの感謝しています。
投稿: 佐藤修 | 2009/04/06 07:18