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2007/10/24

■郵政民営化の現場事情

郵政民営化のおかげで、いろいろと不便を感じている人は少なくないと思います。
ようやくみんなも「民営化」の意味がわかってきたのではないかと思います。
社会にとっては百害あって一理なしです。金儲けにはつながりますが。
金儲けにしか関心がなく、現場を体験していない「有識者」の人たちにはたぶん縁のない話でしょうが、現場の担当者も利用者も苦労しているはずです。

たとえば、パスポケットという仕組みがありました。
郵便小包の一種ですが、400円で全国に郵便物を送れ、その追跡調査が出来ます。
それで荷物を送ろうと郵便局(名前が変わっているのでしょうか)にその用紙をもらいにいったら、民営化のためまだ用紙が届いていないというのです。
民営化してもうかなりの日数がたっています。
信じられない話ですが、現物がないのであれば仕方がありません。
サービスの悪化は、いうまでもありませんが、民営化の必然的な結果です。
まあ、これは世の中の常識とは反対の私見ですが。

民営化に関する案内パンフレットは2回以上、わが家にも送られてきました。
そんなことより内部の対応をしっかりしてほしいものです。
新しい郵便会社のトップはほとんどが現場を知らない人で、いま流行のマーケティングとかコミュニケーション戦略にしか目が向いていないのでしょう。
JRもそうでしたが、民営化は「事業価値」などには無関心で、「事業利益」にしか目が向けられないのです。
地方の郵便事情が悪化するのはわかっていましたが、まさか都市部においてもここまでひどいとは思ってもいませんでした。

組織利益は重視しても、社会利益を無視するのが、昨今の民営化です。
少し言いすぎでしょうか。

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