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2007/10/06

■生命を殺めた人が生きながらえる社会の生命観

万引き追跡のコンビニ店員が刺殺される事件が起こりました。
万引きされたのは、500ミリリットル入り缶ビール6本セットやアイスクリームだったそうですが、何だかやりきれない事件です。
先日も窃盗に入り、見つかったので再度戻って目撃者を殺害したという事件がありました。
最近報道される事件は、本当にやりきれない事件が多すぎます。
どうしてこうも生命が軽々しく扱われるのでしょうか。

死につながってしまった事件や事故のニュースを聞くと、なぜ生命を殺めることへの抑止力が働かなかったのか、と思います。
そうした抑止力が急速に失われています。
おそらくそれは私たちの生き方、ちょっと大げさに言えば、社会の文化の問題です。

殺人や傷害致死などの事件はなくさなければいけません。
それは単に被害者の死だけではなく、もっとたくさんの生命(生活)を破壊してしまうからです。
当然、加害者の周辺の人たちの生命(生活)も破壊します。

ちょっと飛躍はありますが、生命を殺めた人は少なくとも生命で償うべきです。
それこそが、生命をおろそかにしない出発点だと私は考えています。
残念ながら今の社会は、生命を殺めた人が生きながらえる社会です。
一見、生命を大切にしているようで、生命の尊厳を無視しているように思います。

みんなにとってかけがえのない生命を守る文化をもっと育てていけないものでしょうか。
改めて生命観についての議論をするべき時期です。
少なくともマスコミには、そうした意識を持ってほしいです。

生命を軽々しく扱うマスコミに、憤りを感じます。

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そもそも私は、「万引き」という言葉が嫌いだ。 物を盗んでいるんだから、「窃盗」でいいのではないか? 万引きということで罪の意識が薄くなるの... [続きを読む]

受信: 2007/10/07 18:36

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