■小沢民主党代表の辞任表明会見での意見を支持します
民主党の小沢代表が辞任の意を表明しました。
最初は安倍さんと同じで、何と無責任なと思いましたが、記者会見を見て、とても納得できました。
最初から最後まで、きちんと見ました。
おそらくニュースなどでは、またその一部が編集されて報道されるのでしょうが、全部をしっかりと見ることが大事だと思いました。
小沢さんは会見で最後にマスコミの報道姿勢への憤りも表明しました。
これにも共感しました。
しかし、記者会見での質問は、ほとんどが的外れというか、興味本位の質問でしたし、それに関連したテレビの街の人の声などを見ていると小沢さんの憤りもよくわかるような気がしました。
私は小沢さんにはかなりの不信感を持っていますし、その考え、とりわけ安全保障に関する考えには賛同できませんが、今日の記者会見での発言は理解できました。
安全保障の基本方針の転換を小沢さんは強調しました。
一国の恣意的な方針への恣意的な対応ではなく、国連の方針を拠り所にするという原則を確立しようということです。
それができれば、政策協議をやるべきだという話です。
常識的に考えれば、極めて当然のことです。
大連立などと無責任なマスコミや有識者がはやし立てるので、事の本質が見えにくくなっていますが、この限りでは全く違和感は在りません。反対するばかりが野党の役割ではないと、みんな言っていたはずです。
小沢さんはまた、生活の視点での自分たちの政策も実現しなければ意味がないと話しましたが、全くその通りです。
政権交代ばかりが話題になりますが、自民党と民主党が交替することなどは、国民の生活にとっては瑣末なことです。
マスコミがはやし立てるほど、意味のある話ではありません。
大切なのは国民の生活の舞台の状況が変わっていくことです。
小沢さんの話には、「国民の視点」が感じられました。
もっとも、その国民が「国民の視点」を失っているのが日本の現状かもしれません。
即座に断らずに持ち帰ったことが問題だなどという人が多いです。
そういう人は、民主主義を否定する人でしょう。
どうしてそんな馬鹿な議論が出てくるのか不思議ですが、そうした状況を創ったのは政治を「サーカス」にしてしまった政治評論家やコメンテーター族などのマスコミ寄生者たちでしょう。
小沢さんの記者会見を見ての即座の反応ですので、明日になったら書き直したくなるかもしれませんが、第一印象として書き残すことにしました。
私は、小沢代表の支援の声が高まり、代表を継続し、当然の政策協議に入るのが一番だと思います。
その可能性は極めて小さいかもしれませんが。
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