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2007/12/14

■節子への挽歌103:まさか節子が献花にきたのではないでしょうね

節子 
今日は晴れそうです。
久しぶりに手紙を書きだしたら、書きたいことが山のように出てきました。
でも今日はそういう話ではなく、昨日起こった、とても不思議な話を書きます。

昨日は私も娘も自宅にいました。
午前中は来客でしたが、昼食を終えていつものようにリビングでくつろいでいました。
そこからは庭の献花台がよく見えます。
何事もなく、各自、部屋に戻ったのですが、用事ですぐにリビングに降りていったジュンが、大きな声で、だれかが献花していってくれていると叫ぶのです。
あわてて降りていくと、とてもおしゃれな花束が献花台の近くに供えてありました。
気づいたジュンはすぐに外に出て誰かいないか探したそうですが、見える範囲には誰もいませんでした。
リビングに誰もいなくなったのはわずか5分程度です。
それまでジュンがそこにいたそうですが、誰かが庭に入ってきた気配はなかったそうです。
それに庭が見えるところに、ちび太がいます。
ちび太は誰かの気配を感ずるとうるさいほど鳴く犬ですが、彼も全く気づかずに鳴きもしませんでした。
わが家の庭は、昼間は誰でも入ってこられるように鍵はしていません。
ですからそっと入ってきて、献花していくことは可能ですが、番犬役のちび太くんや注意深いジュンに気づかれずに、献花していくことはとても難しいことです。
普通なら庭の扉が開く音でちび太が鳴くはずです。
節子、これはどういうことでしょうか。

実は、今日、掲載予定で書いたあなた宛の手紙に、一昨日、こう書いたのです。

節子、もう一度でいいから誰もが体験できることを起こしてくれませんか。
たとえば、明日の朝、起きたら、献花台の上に庭の黄色い木の実を置いておくのはどうでしょうか。
節子を感じられる証がほしくて仕方がありません。
まさかそれを知っての節子の悪戯ではないでしょうね。
そういえば、何だか彼岸でこしらえた花束のようにも見えます。

ともかく不思議な、そしてうれしい事件でした。
もしかしたら、このブログや私のホームページを読んで下さっている方の献花かもしれません。
それで、ブログとホームページに書くことにしました。
もし献花してくださった方が、この記事を読まれたらメールをくれませんか。
そうしないと、節子に確かめるために、私が彼岸に行きたくなりかねませんので。
お願いします。

追伸(2007年12月14日追記)
献花の主がわかりました。
娘の友人でした。
おさわがせしました。

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コメント

節子さんが、娘さんの友人さんに行かせたのですね。やはり献花に来たのは節子さんですね。

投稿: tugi | 2017/04/25 00:15

tugiさん
ありがとうございます。
コメントをいただいたおかげで、久しぶりにこの記事を読み直しました。
こんなこともあったのですね。
すっかり忘れていました。
最近は献花台もあまり気にしていなかったのですが、
改めて献花するようにします。
思い出させてくださったことを感謝いたします。
ありがとうございました。

投稿: 佐藤修 | 2017/04/25 06:48

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