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2007/12/15

■赤福はまた「もう一つの不祥事」をやってしまいそうです

表示偽装などで問題になっていた赤福が、改善報告書を保健所に提出したそうですが、そこには「売れ残り品などはすべて廃棄」という項目が入っていました。
やはりそうか、と思いました。
赤福は対応を間違っているように思います。
問題の本質がわかっていません。
私には、こうした対応もまた「もうひとつの不祥事」という感じがします。

食品業界の不祥事が続出していますが、そもそも何を持って「不祥事」と捉えるか、が問題です。
生産日に売れ残った商品を廃棄するというのは、社会の常識から考えれば、食材の無駄使いとして非難されるべき行為です。
これに関しては一度書いたことがあります

企業不祥事の最大の問題は、問題の本質を捉えられない企業の文化にあるのだと私は思っています。
言い方を替えれば、社会の常識と会社の常識がずれており、考え方が根本から間違っているわけです。
そこを正さない限り、繰り返し不祥事は起こります。
せっかくの冷凍技術を持ちながら、それを活かさずに食材を無駄にする方向に向いてしまったのは、明らかに赤福の文化が社会の常識とずれていくことの証左です。
それだけでなく社会の声にしっかりと耳を向けていないことの現われでもあります。
そうしたことを正さない限り、赤福は繰り返し、問題を起こすでしょう。
船場吉兆と同じ状況を感ずるのは私だけでしょうか。

せっかくすばらしい技術をもちながら、こうした対応をしてしまう赤福の現状が残念でなりません。

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