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2007/12/23

■あなたは握手を求めたことがありますか

先週コーディネーターを引き受けたシンポジウムが終わった後、2人の人から握手を求められました。
敬愛するお2人からの握手だったので、喜んで応じましたが、
私には自分から握手を求める文化がないため、握手を求められていささかたじろぐことも少なくありません。
それに、なぜ握手なんだろうと思うような場合もないわけではありません。
要するに、私は形式的な握手が嫌いなのです。

一説では握手とは相手に対して攻撃する意図のないことを示すことだといわれますが、
もしそうであれば握手の前後では相手との関係が違うわけです。
たしかに親子や家族間では、握手はしませんから、握手はある感情の変化を表現しているのかもしれません。
関係を変える、つまり相手に対する評価を変えるということを潔しとしないことが、私の握手嫌いの一因かもしれません。

時に久しぶりに会った人が握手を求めてくることがあります。
これは会えてよかったという表現でしょうが、これもまた私には違和感があります。
なかには、そうしたことが極めて自然体の人もいますが、私のほうは決して自然体にはなれません。
しかし、握手を求められたら断るわけにはいきません。
握手をしてくる人は、私の経験では私よりも上の世代の男性で、
海外での生活経験がある人が多いように思います。

初めて私に会いに来て、話しているうちに思いが通じ合ったのか、帰る時に握手を求めてくる人もいます。
これは比較的若い人に多いです。
彼の感動振りが伝わってきますが、その握手した時の気の高まりが持続しているケースは多くはありません。
握手しながら、その後、ほとんど連絡がなくなる場合もあります。
握手する事で、気の高まりを解消してしまう機能も握手にはあるのではないかと、私は思ったりしています。

最近はあまり効果がないそうですが、選挙では握手した人の数が決め手となるといわれた時代もありました。
企業の経営者がボーナスを一人ひとりに握手しながら渡すことでモチベーションを高めたという有名なエピソードもあります。

たしかに、握手をすると何だか親しさが増すような気もします。
握手の効用は決して小さくはないようです。

自然体で握手できる人の多くは、実にコミュニカブルな人です。
握手によって、一瞬にして関係を構築してしまう人もいます。
日本ではお辞儀をしあうスタイルが基本でしたが、
もっと直接的なスキンシップによるコミュニケーションスタイルが必要になってきているのかもしれません。
昨今の若者たちは握手をしあっているのでしょうか。
皆さんは握手する機会が増えていますか。

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