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2008/01/06

■環境問題は農業問題

環境問題が毎日のようにテレビで取り上げられるので驚いています。
どうしたことなのでしょうか。
40年以上前から、一応、エコロジストを自称していた私としては、
いささかの疑心暗鬼はありますが、とても歓迎すべきことだと思います。

ところで、さまざまな議論がありますが、
もし国政として本当に環境問題に取り組むのであれば、
私たち国民の生き方を考え直すことが必要ではないかと思います。
特に、生き方の基本、食を考え直すべきです。

以前書きましたが、海外から輸入してまで水を飲む必要は日本にはありませんし、
世界各国から野菜や食材を輸入してそれを浪費するような生活から抜け出るべきです。
他にも個人でできることはたくさんあります。
改めて環境NPOに寄付するのもいいでしょうが、
地産地消に心がけ、高くても近くで産出した食材を選ぶほうが効果的なように思います。

環境問題は農業問題です。
農業は私たちの生き方に深くつながっています。
日本の農業政策は、これまでずっと産業政策として発想されてきているように思いますが、
本来は私たちの生き方から考えられるべきだろうと思います。
1999年に農業基本法が大きく見直され、食料・農業・農村基本法へと移りましたが、
残念ながら産業政策という立脚点は変わりませんでした。
当時、私はある町の総合計画策定に関わっていましたが、
そこで農業に対するパラダイム転換を働きかけて、少しだけ理念を埋め込ませてもらいました。
しかし市町村合併で、残念ながら発展はさせられませんでした。

農業政策は国家や自治体の行政府の方針転換が必要ですから、そう簡単なことではありません。
しかし、私たち生活者がどういう食材を選ぶかは、私たちが主体的にできることです。
まずはそこから始めることが、私にとっての最近のエコライフです。

それにしても、日本の食材の生産者にとっての価格は安すぎます。
食材は、工業製品の価格体系とは全く違うことを消費者はもっとしっかりと認識すべきだと思います。

食育の出発点は、そこになければいけません。
産業政策としての食育には大きな違和感があります。

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