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2008/02/20

■節子への挽歌171:腰が抜けるほど大笑いしていた節子

娘たちとテレビを見ていると、お母さんはこう言うだろうね、とか、お母さんに見せたいね、と誰ともなくいうことが少なくありません。
節子も私も、そうテレビは見なかったと思いますが、体調がすぐれなくなってからは節子はテレビを見る時間が増えました。
なんでこんな馬鹿げた番組が多いのだろうと怒りながらも、その馬鹿げた番組が気にいることもありました。
笑うことが免疫力を高めるというので、私たちは笑える番組をできるだけ見ていましたが、気持ち良く笑える番組は、残念ながら今のテレビでは少ないようです。

テレビではありませんが、夫婦の会話や家族の会話で節子は笑うことが多かったように思います。
それもまさに腰を抜かさんばかりに大笑いし、私に支えられて転倒を避けると言うような場面も少なくありませんでした。
節子はおかしい話を聞くと、本当に「腹をかかえて笑い」立っていられなくなるのです。
私は、そんな節子が大好きでした。
節子の笑いの素の多くは、家族の話でした。
我が家の家族は、みんなちょっと常識はずれのところがあって、笑いのつぼも変っているのかもしれません。
いや正確に言えば、私と節子だけが、変っていたのかもしれません。

節子がいなくなってから、わが家では節子のような「底抜けの笑い」はなくなってしまったような気がします。
少なくとも私は、底抜けには笑えなくなりました。
にもかかわらず、笑うことがあるといつもなぜか節子の笑い顔を思い出します。
節子の泣き顔も魅力的でしたが、節子の笑い顔は本当に私には魅力的でした。
その笑い顔、泣き顔にもう出会えないのがまだ信じられません。
またわが家に、節子がいたころの笑い声が戻ってくるのでしょうか。
戻ってきてほしいと思いますが、無理かもしれませんね。

みなさんも、思い切り笑える時に笑っておくのがいいです。
泣ける時にも、です。
一人になると、笑うのも泣くのも、底が抜けなくなりますから。

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