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2008/03/13

■節子への挽歌193:笑いと涙の2時間半

節子
昨年の今日は、近くのホールにあなたと一緒にポニージャックスのコンサートを聴きに行きました。
私たち世代にあった楽しいコンサートで、会場と一緒に歌う「歌声喫茶」的なプログラムもあり、節子も私も一緒に歌いました。
節子は声はいいのですが、歌になるとある音域の声が出にくいため、声が時にかすれてしまうのですが、
その時はなぜかすべての声がきれいに出ていました。
節子も、最近、出にくかった音域がきれいに出るようになったと喜んでいましたね。

そのコンサートは、当時のホームページにも書いたように「笑いと涙の2時間半」でした。
私たちはとても楽しみました。
笑いは最高に免疫力と確信していた私たちは、できるだけ笑うことにつとめました。
あのコンサートが1年前だったことが信じられません。

あれから世界は激変し、全く違った世界になってしまったような気がします。
私たちにはまさにそうなのですが、しかし、私たち以外の人たちにとっては、ましてや自然界にとっては、世界はそれまでと全く同じように流れています。
そのことが、最初の頃、わたしにはとても理解できませんでした。
ですから周りの人たちにも、私たちと同じように世界の変化を感じてほしいとさえ期待してしまうという勘違いをしてしまいました。
何とまあ自己中心的な考え方でしょうか。
でもまあ、人間はそんな利己的な存在なのです。

節子
あの時は、あなたはとてもよく笑いました。
結婚前に京都で一緒に行ったコンサートにまけないくらい、楽しさを共有しました。
久しぶりに手をつなぎながらの2時間でした。
でもあの大笑いし、目を輝かしてくれる節子には会えないと思うとさびしいです。

節子とはいろいろなコンサートや演奏会に行きましたが、
1年前のこのコンサートのことが一番強く思い出されます。

節子
そちらでもコンサートはありますか。

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