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2008/03/05

■中国の軍備増強と職場のいじめの蔓延

中国の軍事予算が20年連続で二桁の伸びをしているそうです。
そして日本よりも国防予算は大きくなったそうです。
ここが重要な点だと、私は思います。
つまり最近までは、日本の方が大きかったわけです。

テレビでは、中国の軍備増強が周辺国家に脅威を与えていると報道していましたが、脅威を感ずるのは誰なのでしょうか。
私自身は、軍備の銃先は他国にではなく、自国民に向けられていると思っていますので、中国の軍備には全く脅威など感じません。
むしろ自国、つまり日本の軍備強化にこそ脅威を感じます。

おかしな話ですが、一番脅威を感じているのは、軍備増強している当事者かもしれません。
いつ攻められるかもしれないから軍事力を増強しようという意識が、根底にはあるはずです。
守るだけではなく、攻めるために軍備増強するのではないかと思いがちですが、なぜ攻めるのかといえば、おそらく「こわい」から攻めることが多いでしょう。
つまり結局は守るためなのです。
攻撃は防衛の手段でしかありません。
ですから、戦争はいつも自衛戦争なのです。
自衛のための侵略戦争なのです。

攻撃的な人は、多くの場合、どこかに弱さを持っています。
悪いことをしている人は常におびえていますし、自信のない人は虚栄をはりがちです。
強い人は攻撃的になどなる必要はありません。
こうした個人事情は、国家においてもたぶん成り立ちます。

ところで、中国の軍備増強を報ずるニュースの後、NHKのクローズアップ現代では、職場に蔓延する同僚間のいじめを取り上げていました。
それをみていて、その2つは結局同じ問題なのだと気づきました。
世界平和と個人同士のいじめ。
それらは全く同じ問題だと考えると見方が変わってきます。
いじめもまた、その矛先は決して相手にではなく、自らに向けられているのです。
そして、そうなる原因は、個人にあるのではなく、仕組みにあるのです。

国家の仕組みも、最近の私たちの生き方も、どこか間違っているのではないか、
最近、そう思うことが本当に多くなりました。
直せるところから少しずつ直していきたいと思いますが、生き方の仕組みを変えるのは簡単ではありません。

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