■イラクや宮崎の場所がわからなくても生きていけるか
テレビの番組で教育論議をやっていました。
たまたまその番組を見たら、「イラクや宮崎の場所もわからない子どもが増えているような教育は問題がある」というような発言に対して、「イラクや宮崎の場所がわからなくても生きていける」という反論が行われていました。
入浴する直前だったので、そのやりとりしか見ていないのですが、風呂につかりながら、ちょっと気になりだしました。
たしかに、「イラクや宮崎の場所がわからなくても生きていける」でしょう。
しかし、その人生と、イラクや宮崎の場所を知っている人生とは、明らかに違う生き方なのだろうと思います。
義務教育といわれる小中学校の教育は、その人の生き方を大きく規定していくでしょう。
どちらの生き方を前提に、カリキュラムが組まれるかは将来の社会のあり方を方向づける重大な問題です。
大げさかもしれませんが、この議論には「教育の本質」「子育ての本質」が含意されているような気がします。
「イラクや宮崎の場所がわからなくても生きていける」生き方が、いまや主流になっているようです。
学校がおかしくなりだした原因は、こんなところにあるのかもしれません。
私は、やはり「イラクや宮崎の場所がわからなくては生きていけない」ような生き方をしたいと思っています。
みなさんはどういう生き方を望みますか。
| 固定リンク
「教育時評」カテゴリの記事
- ■「仮説実験授業」ってご存じですか(2026.05.15)
- ■NHKスペシャル「学校のみらい」(2024.01.25)
- ■日本の子どもたち(15歳)の精神的幸福度は38か国中37位(2023.06.05)
- ■クイズは楽しいのに入学テストはなぜ楽しくないのか(2022.01.17)
- ■半藤一利さんの最後の著書「戦争というもの」(2021.06.25)
「生き方の話」カテゴリの記事
- ■東畑開人さんの『カウンセリングとは何か』(講談社現代新書)を読みました(2026.09.04)
- ■考えの違う人と会うのは疲れますが、自分の世界を広げられます(2026.08.28)
- ■あと3年半の健康づくり活動報告8:足のしびれから解放され出しました(2026.08.07)
- ■農作業もどき日記2026(20):完全敗退(2026.08.05)
- ■あと3年半の健康づくり活動報告7:細くなっている2本の脳血管(2026.08.03)

コメント