■節子への挽歌239:1年前の植木市は節子と一緒でした
この週末は近くの手賀沼公園の恒例の植木市でした。毎年、節子と一緒に出かけていました。
今回はあまり行く気にならなかったのですが、昨日、娘たちが誘ってくれたので一緒に出かけました。
考えてみると、節子がいなくなったから初めての手賀沼公園です。
広場の周りにたくさんの植木屋さんが並んでいますが、1年前にはここを一緒に歩いていたのだと思うと、不思議な気持ちがしてなりません。
昨年、ここで節子が買ったツツジが今年は満開で、先週まで庭で見事に咲いていました。
節子がいたら、また何か珍しい樹木を購入したのでしょうが、今年は花しか買いませんでした。
天気がよくなって、陽気な雰囲気になってきましたが、やはり節子がいないとなかなか心は陽気にはなれません。
1年前には、よくここにも散歩に来ていました。
会場で、花かご会の山田さんに会いました。
山田さんも自転車のどっさり花を積んでいました。
東田さんもお見かけしました。
節子がいたら、きっと楽しい歓談の輪ができるのにと思うと、やはり寂しくなります。
行く途中でも花をどっさり買い込んだ中村夫妻にも会いました。
節子のおかげで、いろんな人とのご縁をいただけています。
ところで、昨日は節子の投稿が朝日新聞の「ひととき」に掲載された日でもありました。
1年前の節子は、病院で健気にがんばっていたのです。
1年前を思い出すと、いろいろなものが一緒に思い出されてきます。
1年前は、本当に喜怒哀楽が凝縮した生活を過ごしていました。
思い出すのが怖いほどです。
| 固定リンク
「妻への挽歌02」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌399:節子を見送った後、初めて湯河原で朝を迎えました(2008.10.04)
- ■節子への挽歌396:習字の仲間が来てくれましたよ(2008.10.01)
- ■節子への挽歌398:秋の箱根は、無性に悲しかったです(2008.10.03)
- ■節子への挽歌395:マリーがよろこばないから(2008.09.30)
コメント