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2008/05/17

■死刑について7:死刑執行を考えれば死刑はやはりなくすべきですね

死刑制度について、私なりの結論がでました。
いかにもあっけなく、ですが。

全く別の視点から、死刑制度廃止に考えを変えることにしました。
加害者でも被害者側でもなく、もし自分が死刑を執行する人の立場だったら、と考えたのです。
そう考えれば、結論はすぐに出ます。
私には死刑の執行は出来ません。
自分でできないことを他者にやらせるべきではありません。
だとしたら死刑制度はやはり廃止すべきです。
この2週間、いろいろと考えてきたことが全く無駄でした。
視点を変えれば答はすぐに見つかる好例です。

一度、その視点に立ってしまうと極めて事態はリアルに見えてきます。
愛する人を殺めた人を、私は殺められるだろうか。
その人が死刑になったら安堵するだろうか。
いずれもノーです。
1週間前の私の答は、いずれにもイエスでした。
現場に自らを置いて、観念の呪縛を捨てるとこんなにも簡単に考えは変わるものなのか、我ながら驚いています。
あっけない結論になってしまい、仰々しく書き続けてきたことを読んでくださった方には申し訳ない気がします。
すみません。

予めこういう考察をした上で、文章は書かなければいけませんね。
このブログの文章は、そういう考察を全く経ていないものばかりです。
恥ずかしい限りです。はい。

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