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2008/06/22

■節子への挽歌294:愛する人の存在がこの世から消えてしまうのは耐えられません

先日、「あなたにあえてよかった」の本を送ってきてくださった大浦さんは、
このブログの98「節子と世界のどちらを選ぶか」を読んで「私の気持ちそっくりそのまま」と思われたそうです。

大浦さんに

本はまだ読める状況にはありません。
少し読み出したら、不覚にも涙がとまらなくなり、やめました。
でも必ずいつか読ませてもらいます。
少し時間をください
とメールを書いたら、返事が来ました。
1周忌に合わせ本が出来上がったとき、
郁代の友人の多くから佐藤さんと同じ感想を頂いたのでした。
ですから、まだ日も浅い佐藤さんにお送りすること、本当はためらったのですが、
「節子の挽歌」を読ませて頂いているお礼にと思いました。
郁代は誰とでもすぐに仲良しになる子でしたから、
今ごろは節子さんと楽しく笑いあっているに違いありません。友人の手紙を本に載せるということは、
「一人ひとりの了解を得る作業」が必要になります。
見知らぬ外国の方と連絡を取り合うのは、1年以内でないと無理だろうとの思いから、必死になって取り組んだわけです。
倒れそうになりながら・・・。
その状況がよくわかります。
CWSコモンズのほうに書かせてもらいましたが、
愛する人が真剣に生きていたことを一人でも多くの人に知ってほしい。
愛する人のことを思い出してくれる人がいてほしい。
愛する人を亡くした人はみんなそう思うのです。
大浦さんは、最近のメールでこう書いています。
多くの方に郁代の人生を知ってほしいですから。
郁代の存在がこの世から消えてしまうのは耐えられませんから。
まったくそうなのです。
愛する人がこの世から消えてしまうことなど、思いもできないのです。
私はいまなお、節子がこの世からいなくなったことを受け入れられずにいるのです。
たぶんこの感覚は、私が生きている以上、続くのだと思います。

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